カメラを手に入れたけど、次はどのレンズを選ぶべきか悩んだことはありませんか。そんな疑問を持つみなさんのために、今回は基本的なレンズの選び方を解説します。
視界を広げる広角レンズ
広角レンズは広い範囲を撮影できるので、風景写真や室内撮影に最適。ダイナミックな写真が簡単に撮れるので、初心者にも扱いやすいです。
肉眼の視野に近い標準レンズ
標準レンズは、目で見たままの自然な写真を撮ることができます。ポートレートやスナップ写真に最適で、最初の1本におすすめです。
遠くからも迫力を追求できる望遠レンズ
遠くの被写体を大きく写せる望遠レンズは、スポーツや野生動物の撮影に便利。使いこなすには少し練習が必要ですが、迫力のある写真が撮れます。
焦点距離とボケ、「○mm」と「F値」を理解する
レンズ名に書かれた「○mm」は、焦点距離を示しています。フルサイズカメラの場合、35mm以下は広角、35mm〜70mmは標準、70mm以上は望遠となります。
また、レンズ名に含まれる「f/○」の数値は、どれくらい背景をボカせるかを表します。数字が小さいほど大きなボケが楽しめ、明るいレンズほど価格も高くなります。
単焦点レンズ vs ズームレンズ
単焦点レンズは固定の焦点距離しか使えませんが、その分明るくて大きなボケが得られます。例えば、50mm f/1.8の単焦点レンズはポートレートに最適で、背景が美しくボケます。一方、ズームレンズは広角から望遠まで幅広い焦点距離に対応できます。旅行やイベントでの撮影に便利で、1本で多用途に使えるため、初心者には使いやすいです。初めてのレンズ選びに迷ったら、扱いやすさと汎用性の高いズームレンズから始めるのが良いでしょう。
初心者におすすめのレンズ選びのコツ
まずは、自分の撮影スタイルやよく撮る被写体を考えてみましょう。風景を多く撮るなら広角レンズ、人物写真が多いなら標準レンズが最適です。ズームレンズは多用途に使えるため、初心者におすすめです。また、レンズの明るさ(開放F値)やボケ味も考慮に入れて、自分の好みや予算に合ったレンズを選びましょう。初心者には、50mm f/1.8の単焦点レンズや18-55mmのズームレンズがおすすめです。まずはこれらの基本的なレンズで撮影を楽しみながら、徐々に自分のスタイルに合ったレンズを見つけていくと良いでしょう。
自分にぴったりのレンズを見つけよう
レンズ選びの基本を押さえれば、自分に合ったレンズが見つかります。広角・標準・望遠の特徴を理解し、焦点距離や開放F値を確認して、自分の撮影スタイルに最適なレンズを選びましょう。
これで、あなたもレンズ選びに迷うことなく、自分にぴったりの1本を見つけることができるはずです!