写真を愛するクリエイターたちが語る、カメラとそのストーリー。「愛機」という存在には、それぞれの人生観や価値観が映し出されます。今回の連載では、〈Nikon Z8〉を愛用するTakuyaさんが登場。
重厚感のあるデザインと高い操作性、優れた防塵・防滴性能を備えたこのモデルの撮影体験を語ります。風景撮影やポートレート撮影での直感的な操作性や、編集時の色再現性の高さなど、撮影の魅力に独自の視点で迫ります。
〈Nikon Z 8〉基本情報
〈Z 8〉は、〈Nikon Z 9〉と同等の機能を持ちながら、約30%小型化されたボディを実現しています。有効画素数4571万画素の積層型CMOSセンサーと最新の画像処理エンジン「EXPEED 8」を搭載し、高速連続撮影や8K動画撮影など、多彩な機能を備えています。また、メカニカルシャッターを廃した設計により、静音かつ耐久性の高い撮影が可能です。
被写体検出AFは、人物や動物、乗り物など多様な被写体に対応し、精度の高いピント合わせを実現します。動きの速い被写体も確実に捉えることができます。 新たに「オートキャプチャー」機能が搭載され、設定した条件に応じて自動で静止画や動画を撮影できます。さらに、「ピクセルシフト撮影」機能により、建築物や美術品の細部を高精細に記録することが可能です。
1番に感じること
どうせ買うならいいものをと思って購入した〈Nikon Z 8〉。何よりも使っていて1番に感じるのは重いということです。
ただ、そこがまた「カメラを持っている感、撮っている感」に繋がって改めていいなと思うポイントでもあります。
便利な機能
撮影時に便利だと感じるポイントは多く、そのうちの1つがアクションボタンの汎用性の高さです。
撮影時に「SHOOT」という自分で決めた設定を4つまで登録でき、それを瞬時に入れ替えできる機能がありますが、これは使っていてとても助かっています。
自然と上がるテンション
深いグリップで握りやすく、長時間使っていても疲れないのもいいですね。ファインダーの中もびっくりするほど綺麗なので、撮っていてテンションが上がります。
それと同時にメカシャッターであるため、大切にするポイントが音であるクリエイターさんの中では、マイナスになってしまうかもしれません。
私は主に写真がメインなので、気にはなりませんが、動画もそれなりに撮るとなるとバッテリーの減りは早く感じるかもしれません。
タフな環境でも感じる安心感
自然などの風景写真を撮ることがが多いため、環境や天気によって撮れる画が全く違ってきますが、風や雨にも強いし、いい意味で雑に扱っても大丈夫という安心感が僕は好きです。
色に関して言えば、撮影したもの全て、個性が出過ぎず、爽やかで編集時に色乗りがいいと感じました。まだまだ使いこなせていない部分が多いので、これからも一緒にいろんな場所へ連れて行きます。
Takuya
@_ttku_