写真を愛するクリエイターたちが語る、カメラとそのストーリー。「愛機」という存在には、それぞれの人生観や価値観が映し出されます。今回の連載では、〈Canon EOS R10〉を愛用するYumi さんが登場。
スマートフォンでの撮影からステップアップして一眼カメラを手にしたYumiさんが、〈EOS R10〉によって広がった写真の世界、風景撮影への挑戦やライフスタイルの変化を交え、写真の楽しさを語ります。
〈Canon EOS R10〉基本情報
〈EOS R10〉は、約2,420万画素のAPS-C CMOSセンサーと最新の映像エンジン「DIGIC X」を搭載し、高画質な写真と動画を実現します。特に、最高約15コマ/秒のメカシャッター連写や、被写体検出・追尾機能を備えたオートフォーカスシステムにより、動きの速い被写体も確実に捉えることが可能です。また、バリアングル液晶モニターやポップアップ式フラッシュなど、使い勝手の良い機能も充実しています。
RFマウントを採用するEOS R10は、キヤノンの豊富なRFレンズ群と組み合わせることで、撮影の幅を大きく広げます。特に、RF-S18-150mm F3.5-6.3 IS STMなどの高倍率ズームレンズは、広角から望遠まで幅広い焦点距離をカバーし、さまざまなシーンで活躍します。これにより、風景、ポートレート、スポーツなど、多彩なジャンルの撮影を楽しむことができます。
もっと綺麗
私がカメラを購入したのは2022年7月のこと。
元々、旅行中に、スマートフォンで写真を撮るのは好きだったけれど、「自分の撮りたいように撮れないな、もっと綺麗で印象的な写真が撮れたらいいな」という気持ちがいつしか募り、考えもしなかった、一眼カメラの購入に踏み切りました。
家にあったコンデジしか触ったことのない、全くのカメラ初心者。たくさんの機種や、メーカーの豊富さに、頭を悩ませながら選んだのが〈Canon EOS R10〉でした。
とりあえずカメラを
「EOS R10を使っていていいな」と思うのは何よりも、そのコンパクトさ。
鞄にスッと入れられるサイズな上に、本体の質量も429gでとても軽量。カメラを持ち出すことへのハードルがぐっと下がり、「とりあえずカメラを持っていこう」という気持ちになれます。
仕事が終わったらまっすぐ家に帰りたい、休日はなるべく家にいたい。そんな私の生活は、愛機の購入をきっかけに一変しました。
心動かされる光景
ただシャッターを切るだけで、いつもの街が印象的に写る。気に留めていなかったものが、写真の主役になる。日々新たな感動や発見があるのが楽しくて、私はどんどん写真という趣味にのめり込んでいきました。
仕事が終わったら寄り道したい、休日は家にいるより外に出て写真を撮りたい。
気づけばそう思うようになったのです。
最初はスナップ写真が多かったのですが、「もっと心動かされる光景に出会いたい、そして自分の目で見た感動を写真を通して伝えたい」という気持ちから、徐々に風景写真がメインの撮影にシフトしていきました。
大きな魅力
日の出や夕日、雲海の撮影など、刻一刻と状況が変わるシチュエーションでは、一枚一枚の構図をしっかり考えながらも、臨機応変にピントや設定を変更する必要があります。
〈EOS R10〉は2つの電子ダイヤルとマルチコントローラーで、スムーズに設定を変更できます。個人的にはマルチコントローラーで、ピント位置を自在に操れるのがとても気に入っています。ミドルクラス下位のモデルでありながら、マルチコントローラーが搭載されているのは〈EOS R10〉の大きな魅力です。
初心者にも扱いやすい手軽さと、上位機種譲りの性能と操作性を兼ね備えており、撮りたい気持ちにしっかり応えてくれる一台であると思います。
カメラは初めてだから簡単に写真を撮りたいけれど、いつか本格的な撮影にもチャレンジしたい。そんな方に一度手に取ってみてほしいカメラです。
新たな景色と出会いを追い求めて
日常にある思わぬ魅力に気づかせてくれたり、見たことのなかった絶景に出会えたり、カメラ仲間の繋がりが沢山できたり。〈EOS R10〉を手にしたことで、私の世界は大きく広がりました。
私のライフスタイルを変えてくれたこのカメラと、これからも新たな景色と出会いを追い求めていきたいと思います。
INFORMATION
cizucu認定クリエイター
自分の心が動かされるものを、ジャンル問わず撮影しています
cizucu:Yumi
Instagram:@yunomi_1105
Yumi
@yunomi_1105