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cover image by 菜ッチャン
この夏、楽しみにしていることはありますか?
夏だからこそ外せないイベントに行った日や、ゆっくりのどかに夏を満喫する時間を、写真で思い出に残しましょう。あなたの思い出がより記憶に残るものになるはずです。
夏の夜空に花が咲く
花火大会は夏の鉄板ですよね。友人や家族と一緒に足を運んで、その美しい光景を写真に収めてみませんか。色とりどりの花火が夜空を彩る様子は、いつまでも強く印象に残る思い出となることでしょう。
花火を撮影する際には、三脚が欠かせません。カメラの設定としては、長時間露光用の「バルブモード」を活用してみましょう。初めに打ち上げられる花火をオートフォーカス(AF)でピント合わせして、その後はマニュアルフォーカス(MF)に切り替えて、ピントが変わらないようにキープするのがコツです。
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Image by Ryuzi
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Image by なお
青春が詰まった夏まつり
夏の夜には、地域の夏まつりが開催されます。屋台や提灯、盆踊りなど、青春が詰まった夏の風物詩を写真に残してみませんか?地元ならではの夏まつりは、地域の人々の絆や文化も感じることができる時間です。
お祭りの日のような人混みの中で、大きな機材バッグを抱えてうろうろしたくありませんよね。お祭りには身軽な姿で撮影に臨むことが大切です。レンズを1本に絞るなら、広角レンズをおすすめします。また、動きが激しいお神輿や踊りなどを撮影する場合は、カメラのスポーツモードを活用しましょう。
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Image by あゆみ
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Image by florete
あの人と一緒にゆっくりレジャー
夏休みの間に、大切な人と一緒にリラックスした時間を過ごすのもおすすめです。美しい自然の中でピクニックを楽しんだり、静かな海辺でのんびりする時間を写真に収めることで、思い出深い夏の瞬間を残すことができます。
水族館のような少し暗い場所で、補助光があるところならISO値がAUTOになっているのを確認してストロボ無しで撮影してみてください。シャッタースピードの表示が1/60よりも短く表示されれば、綺麗に魚たちの姿を収めることができるはずです。
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Image by fujikko
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Image by hhhiroooki
涼しげな夏の食べもの
夏を涼しく過ごす食べものも、被写体にぴったりです。スイカやアイスコーヒー、かき氷など、夏らしい涼やかな食べものを撮影することで、夏の良さを味覚で思い出すことができます。涼しげな印象を与える青色をうまく取り入れるのもおすすめです。
食べものの写真を撮るときには、光の使い方がポイントになります。なるべく自然光を使って、柔らかい光を取り入れてみてください。逆光や半逆光のような自然な光を活かして、おいしそうな見た目になるよう撮影しましょう。
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Image by ka_na_05
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Image by nana
夏風に吹かれるおこもりDAY
夏休みの中には、家でのんびり過ごす日も大切です。窓から差し込む夏の陽光や、風に揺れるカーテンを写真に収めることで、おだやかな夏の日の空気を楽しむことができます。家族やペットと一緒に過ごす贅沢な時間を写真に残しましょう。
日常感が感じられるナチュラルな写真を撮る際には、相手にカメラを意識させないことが大切です。サイレントモードとフリーアングルモニターを使用することで、自然な表情や仕草を捉えてみましょう。背面モニターを使用することで、お互いの顔が見える状態で撮影するのも良いかもしれません。
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Image by Rui
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Image by はくらく
いかがでしょうか。
夏を最高に楽しむ方法は無限にあると思います。その中でも、あなたがいっとう大切にしたいシーンを切り取れるよう、常にカメラを片手に過ごすよう心がけてみてください。
きっと忘れられない夏の1ページとして、素敵な瞬間を切り取れるはずです。