スナップ写真始めてみませんか? 撮り方のコツを紹介 | Focus #149

スナップとはそもそも、どういう意味でしょうか。
「snap」の英語の意味は、「パチン」とか「ピシャリ」といった擬声語。
「パチンと写真を撮る」まさにそんな感じですね。

スナップはスマホでも簡単に撮れます。日常の中で「これいいな！」と思った瞬間をパシャリ。
今回は日常を楽しくするスナップ写真をもっと楽しむコツを紹介します。

まずは面白い被写体を探しましょう。

予期しない瞬間や視点から見た日常の中の非日常を見つけることを意識してみてください。
普段見逃しがちな場面でも、よく観察すると新たな発見があります。例えば、壁に描かれたストリートアートやグラフィティと、それを背景に歩く人々の様子を撮って見るのはいかがでしょうか。

いつも見ている街角の風景が格別に感じられるかもしれません。

同じシーンでも、撮る角度を変えるだけで全然違う印象になります。低い位置から撮るローアングルや、高い位置から見下ろすハイアングルで撮影してみましょう。例えば、建物の窓から急ぎで歩く人々を撮ると、なんだかドラマチックな雰囲気に。新しい視点を見つけることで、日常が一気に面白くなります。

スナップ写真では、シャッターを押すタイミングが超重要です。「いい」感じの瞬間を逃さないために、常にカメラを構えておきましょう。友達が大笑いしている瞬間や、驚いた顔をした瞬間を狙うと、自然で素敵な写真が撮れます。まるでその瞬間にタイムスリップしたかのような一枚にチャレンジしてみましょう。

自然光をうまく使うことも、スナップ写真をレベルアップさせるポイントです。夕方の柔らかい光や、建物の影を利用して立体感を出すと、写真に深みが増します。例えば、木漏れ日の下でピクニックしている様子は、まるで映画のワンシーンのような一枚に。光と影のコントラストを意識して撮影してみてください。

被写体だけでなく、背景も大事です。背景がごちゃごちゃしていると、被写体が目立たなくなります。シンプルな背景を選ぶなどして、被写体を際立たせるような背景を探しましょう。

スナップ写真にストーリー性を持たせると、見る人の興味を引きつけやすくなります。友達との旅行中に撮った写真を通じて、その旅の楽しさやハプニングを伝えることができます。写真を撮りながら、どんなストーリーを伝えたいか考えてみましょう。写真は一瞬の記録ですが、ストーリーがあると特別な物語へと立体的に変わります。

いかがでしょうか。

スナップ写真には、予想外の出来事や自然な表情がそのまま映り込みます。そのため現実の生き生きとした姿をそのまま切り取ることができます。
その場の空気感や感情を伝えるスナップ写真に、ぜひチャレンジしてみてください。