NAB 2024(National Association of Broadcasters)に向けて、海外の映像機器メーカーから新しい製品の発表が相次いでいます。その中でも特に注目の新製品が登場しました。
Irixから発表された「Irix Cine 65mm T1.5」は、最新技術と伝統的なデザインの融合を象徴する製品です。
「Irix Cine 65mm T1.5」の性能
耐久性と使い勝手のバランス
「Irix Cine 65mm T1.5」はアルミニウムとマグネシウム合金を用いた防塵・防滴構造で設計されており、過酷な撮影環境下でも安心して使用できます。約1446グラム(3.1ポンド)の重量は、持ち運びやジンバルでの使用に適しており、現場での扱いやすさを考慮しています。
アクセサリーとの互換性
またフロントマグネティックマウントシステム(MMS)を採用し、フィルターやアクセサリーの取り付けが容易に行えます。さらに多彩なアクセサリーと、〈キャノンEF〉〈キャノンRF〉、〈富士フイルムX〉、〈富士フイルムL〉、〈ニコンZ〉、〈ニコンPL〉、〈ソニーE〉といった幅広いマウントに対応しており、映像制作者が使用するさまざまなカメラシステムに柔軟に適応します。
映像制作の新標準を切り開く
「Irix Cine 65mm T1.5」は、T1.5からT16までの絞り範囲と、美しいボケ味を提供する11枚の丸い絞り羽根を特徴としています。そのためにポートレート、映画制作、ドキュメンタリー、商業映像、音楽制作など、多岐にわたるシーンでの使用することができます。さらに、8K解像度に対応し、幅広いカメラマウントにも対応しています。
「Irix Cine 65mm T1.5」レンズは、映像制作の可能性を広げること間違いなしです。
8K解像度に対応した最先端の技術とアルミニウムとマグネシウム合金製という伝統的な設計の融合により、あらゆる映像制作者がそのクリエイティビティを存分に発揮できるでしょう。
NAB 2024以降、このレンズがどのように業界を変えていくのか、実際の評価が待ち遠しいですね。