世界最小の放送可能カメラが登場
〈Proton Camera Innovations〉が開発した革新的な製品、「Proton Cam」が登場しました。驚くほどに小さなサイズ感と先進のビデオテクノロジーが組み合わさなり、放送業界に革命をもたらすことが期待されています。
「Proton Cam」は、わずか28mm x 28mmのサイズ、24gの軽量設計を誇ります。これはサイコロよりも僅かに大きい程度のサイズで、放送用カメラとしてはこれまでにないコンパクトさが特徴的です。それにもかかわらず広角120度の視野を持ち、低照度の環境でも優れた性能で映像を撮影する高性能が備わっています。
先進のビデオテクノロジーと優秀な性能
さらに「Proton Cam」の優秀な性能は、12ビットのセンサーテクノロジーと撮影シーンに応じて自由に組み合わせできる高度なフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)がサポートされています。これにより放送カメラの中でも業界をリードする高解像度で、広範囲なダイナミックレンジが実現されています。
また「Proton Cam」は他者カメラよりもはるかに長いバッテリー寿命を誇り、熱さや寒さといった厳しい環境下でも安定した操作性を提供します。
ドローンで次世代の撮影シーンを実現
「Proton Cam」は、さまざまな応用分野で活躍することが期待されています。例えば、ドローンのキャプチャやスポーツのライブ放送、さらには医療やセキュリティなどが挙げられます。
正確な価格や詳細については、2024年4月に開催されるNAB 2024(National Associations of Broadcasters)での発表される予定ですが、すでにプレスリリースの情報だけで、国内外の映像業界では大きな関心が寄せられています。