CP+2024に参加されましたか？
今年のCP+は、現地とオンラインのハイブリッド形式を採用し、SNSや紙媒体を通じてコミュニティ間の交流が深まり、盛り上がりを見せました。今回は多くのブースの中から、特に注目すべき内容をピックアップしました。
期待を裏切らない富士フイルムの正統的な進化
CP＋の開催前から注目を浴びていた〈FUJIFILM X100VI〉に関する噂。
© FUJIFILM Corporation
予想通りCP＋前の「X Summit TOKYO 2024」にて公開された〈FUJIFILM X100VI〉。CP＋の会場では、実機のテストができた方も多いことでしょう。シリーズ初の手ブレ補正機能を搭載しながら、外観の変更を最小限に抑えることで、既存ユーザーからの期待に応えつつ、新たな撮影の可能性を開拓しています。サイズ感を変えず、性能を上げるといったバランスの取れた進化に、多くの写真愛好家やプロのカメラマンにとって、メイン機を更新する絶好の機会です。
進化を止めないファームウェアアップデート
ニコン〈Z 8〉最新ファームウェアVer.2.00による革新的な機能追加にあります。フラッグシップモデル〈Z 9〉や〈Z f〉に搭載されている先進の静止画・動画撮影機能が〈Z 8〉にも追加。
特に鳥撮影に特化した新モードや自動キャプチャー機能が追加され、ピクセルシフトで高解像度画像を生成する能力が強化されました。これにより、野鳥撮影や細部を捉える撮影が格段に向上。ポートレートモードの改善で自然な肌質感を再現し、マニュアルフォーカス時の新機能は細かな撮影設定に役立ちます。
© Nikon Corporation
これらのアップデートは、既存ユーザーにとって撮影の可能性を大きく広げ、クリエイティブな写真撮影をさらにサポートすることでしょう。
次回CP+ 2025が2025年2月27日から3月2日まで開催されます。この次の1年で、カメラ業界がどのように進化するか想像するだけでワクワクしますね。
cover image by shizuku
