magazine
2025.02.06

桜田 真碧が語る | 日々 | Canon EOS Kiss X9i | Knowledge #208

2025-02-sakurada-mao-everyday-moments-cover-image

Cover photo by 桜田 真碧

写真を愛するクリエイターたちが語る、カメラとそのストーリー。「愛機」という存在には、それぞれの人生観や価値観が映し出されます。今回の連載では、〈Canon EOS Kiss X9i〉を愛用する桜田 真碧さんが登場。

写真を通して日常に潜む美しさを見つめ続けた高校生時代と、彼女の日々をありのままに映し出す相棒について語ります。彼女の原点に触れてみませんか?

〈Canon EOS Kiss X9i〉基本情報

約2,420万画素のAPS-Cセンサーと「DIGIC 7」エンジンにより、優れた高感度撮影とノイズリダクション性能を実現。45点のオールクロスAFとデュアルピクセルCMOS AFで高速かつ正確なオートフォーカスが可能。バリアングル液晶とタッチ操作で直感的に扱え、フルHD動画やWi-Fi、Bluetooth連携も対応する万能モデルです。

特別な寄り道は要らない

高校2年生、当時17歳だった私が最初にカメラを向けたのは、日々の通学路。その道のりは、片道2時間半。バス、電車、徒歩、自転車を乗り継ぐこの道のりは、まるで毎日がトライアスロンのようでした。

2025-02-sakurada-mao-everyday-moments-image-7

Photo by 桜田 真碧

私が生まれ育ったのは、津軽半島北端に位置する小さな地域・外ヶ浜町平舘(そとがはままちたいらだて)。

コンビニは一軒もなく、学校ではクラス替えなど考えられないほどの少人数。そんな環境で育った私にとって、高校があった青森市は夢の国のようでした。

2025-02-sakurada-mao-everyday-moments-image-9

Photo by 桜田 真碧

同世代が「早く出ていきたい」と話す青森。そんな青森の日々に潜む美しさに気づいた私は、それを写真に残すという使命を見つけたのです。

“日々”を撮ることを叶えてくれる愛機

私の愛機は軽量でコンパクト。毎日持ち歩いても疲れを感じにくいのが魅力です。あまり腕力のない私でもサッとレンズ交換ができる点も気に入っています。

2025-02-sakurada-mao-everyday-moments-image-13

Photo by 桜田 真碧

当時の私は、具体的に「このカメラが欲しいな」と思い描いてはいませんでした。そんなとき、応援してくださる方から贈っていただいたのが、この愛機です。その方の込められた想いには今でも深く感謝しており、自然と強い愛着が生まれました。

2025-02-sakurada-mao-everyday-moments-image-15

Photo by 桜田 真碧

特に自然光のもとでの撮影は得意ですが、夜間の撮影は少し苦手。それでも、昼間にありのままの日々を美しく滑らかに映し出してくれるこのカメラは、私にとって最高の相棒です。

人生を写し出す

写真は、何気ない日常を特別なものに変える力を持っています。

2025-02-sakurada-mao-everyday-moments-image-19

Photo by 桜田 真碧

毎日の暮らしの中で、
私にしかない人生の中で、
私は、私の日々を、人生を撮る。

私を育ててくれた、不便だけど魅力的な環境の中で、
私はそう決めたのでした。

INFORMATION

2025-02-sakurada-mao-everyday-moments-information-image-21
桜田 真碧

'98 愛を込めて。

cizucu:桜田 真碧 / @sakurada_mao
Instagram:@sakurada_mao

cizucu app icon

cizucu | コミュニティ・ストックフォトアプリ

アプリで快適に最新の情報をキャッチアップしてみませんか?

ダウンロード