ライカカメラがiPhone向けに提供するカメラアプリ「Leica LUX」が、新たなアップデートでさらに進化しました。
2024年12月に公開されたバージョン1.1および1.2では、より豊富なレンズ効果や編集機能が追加され、モバイル写真の新たな可能性が広がっています。今回は、このアプリの最新機能と魅力に迫ります。
新たに追加された「Summilux 90mm」レンズ
今回のアップデートで注目されるのは、iPhoneの望遠機能を最大限に活かす「Summilux 90mm」と「Summilux 120mm」の再現機能。3倍望遠カメラ搭載のiPhoneでは90mm、5倍望遠では120mmが選べます。
これにより、ライカ独特の立体感や繊細な描写がスマホで楽しめるようになりました。特にポートレート撮影では背景の美しいボケが魅力を発揮します。
撮影後も楽しめる「Leica Look」機能
「Leica LUX」の進化は撮影後の編集にも表れています。新たに追加された「Leica Chrome」と「Leica Brass」は、フィルムカメラを彷彿とさせる色調を写真に与えます。スライダーで効果の強弱を調整できるため、写真表現の幅が大きく広がります。
また、レンズや絞り値、ピント位置を後から変更できる機能も追加され、写真を自分好みに仕上げる楽しみを提供します。
スマホ写真の限界を超える体験
アップデートにより、ロック画面ウィジェットから好みのレンズへ瞬時にアクセス可能になった点も便利です。これにより、アプリの起動がスムーズになり、撮りたい瞬間を逃しません。
「Leica LUX」は、スマホ写真の可能性を広げ、ライカの世界観を誰もが手軽に体験できるアプリへと進化を続けています。アプリについての詳しい情報は以下の記事もご参照ください。