最近、キヤノンが認証機関に登録した未発表カメラが、次期モデル「EOS R6 Mark III」である可能性が高まっています。このカメラの噂されるスペックは、EOS R6シリーズの進化を象徴するものとして、特に速度と高画質に焦点を当てたものになっています。
積層型センサーの採用や動画機能の強化など、多くの期待が寄せられていますが、正式な発表はまだ先になる見込みです。
2,400万画素センサーとDIGICアクセラレータによる高速処理
「EOS R6 Mark III」には2400万画素の新型センサーが搭載されると噂されています。このセンサーは、「EOS R3」の派生型とも言われており、非常に高速な処理能力を誇ると予想されています。
加えて、DIGICアクセラレータを搭載することで、撮影のスピードとパフォーマンスがさらに向上し、14bit RAWでの30fps電子シャッター連写も可能になる見込みです。この高速性は、スポーツや動きの激しい被写体を捉える際に強力な武器となるでしょう。
高度な動画機能と多彩な撮影オプション
「EOS R6 Mark III」では、動画機能も大幅に強化されると期待されています。C4K/120pや6KオーバーサンプリングによるC4K撮影、さらにはCinema RAW Lightでの6K30pや4K60p(Super35)の録画対応が可能になる可能性があるとのこと。
これにより、プロフェッショナルな映像制作をサポートする強力な動画撮影ツールとしても注目されるでしょう。また、ノイズ低減や高解像度化をカメラ内で処理するニューラルネットワーク技術も搭載されるという噂があり、撮影後の編集作業を大幅に軽減する可能性があります。
発表時期と予測されるアップグレード
「EOS R6 Mark III」の発表は2025年以降になると予測されていますが、その背後には「EOS R5 Mark II」や「EOS R1」の生産状況が影響している可能性があります。プロトタイプ機の写真などがすでに出回っているとの報告もあり、着実に開発が進んでいるようです。
「EOS R6 Mark II」でも新機能を先行して導入する例が見られたため、「EOS R6 Mark III」でも同様に、他のモデルに先駆けた革新的な機能が搭載されることが期待されています。