Cover photo by Douglas
キヤノンが10月30日に発表予定の新しいRF Lシリーズ「ハイブリッド」レンズは、静止画と動画の両方を撮影するクリエイターに向けた革新的な選択肢となりそうです。現時点では詳細は明かされていませんが、ティーザー画像からは、ズームレンズ1本と単焦点レンズ2本が予想されており、いずれも高性能で多用途な設計が特徴です。
既存のRF Lシリーズの技術を活用しつつ、新しいレンズが動画制作にも対応するため、カメラファンの間で期待が高まっています。
©︎ Canon
ハイブリッドレンズの可能性
新しいRF Lシリーズは、キヤノンの放送用レンズや映画撮影技術を活用し、静止画と動画の両方に対応した「ハイブリッド」設計が特徴です。特に、絞りリングを手動で操作できる無段階制御が搭載されているため、動画撮影においてスムーズな調整が可能。
既存の24-105mm f/2.8 Lや35mm f/1.4 Lの技術を踏襲し、プロフェッショナルな映像制作者にとって非常に魅力的な選択肢になるでしょう。
Photo by the Oji brown
創造的な撮影体験の向上
ハイブリッドレンズは、静止画や動画の両方で創造的な表現を広げるためのツールです。特に、同じサイズ感のレンズを使用することで、映画制作者はジンバルやリグを使ってレンズを交換してもバランス調整が不要になる点が評価されています。
これにより、映像制作における時間短縮や、撮影の効率化が期待できます。
Photo by yNAK
未来の撮影に向けて
キヤノンは、新しいハイブリッドレンズによって、写真や動画を一体化した制作プロセスをサポートします。特に、無段階の絞り調整やフォーカスブリージングを最小限に抑える設計が、今後のクリエイターにとって重要なポイントとなるでしょう。
10月30日の発表では、さらなる詳細が明らかになり、映像制作における新たな可能性を切り開くことが期待されています。
