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2024.09.01

ドローン撮影を始めよう、基本機材と許可手続きのポイント | Knowledge #95

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Cover photo by Mori

ドローン撮影は、ダイナミックな空撮を手軽に楽しめることで、近年人気が高まっています。しかし、ドローンを飛ばすには必要な機材や許可手続きについて知っておくことが重要です。

今回は、初心者の方が押さえておくべきドローン撮影の基礎知識やコツをご紹介します。

必要な機材と選び方

ドローン撮影に必要な機材としては、ドローン本体、カメラ、送信機(プロポ)、バッテリー、タブレット端末などがあります。まず、ドローン本体は重量やサイズにより種類が異なり、100gを超える機体は航空法に基づく登録が必要です。特に初心者向けには、小型で軽量なトイドローンが操作しやすく、気軽に始めることができます。

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Photo by DragonOne

カメラは、4KやフルHDなど目的や必要な画質に応じた選択をしてください。高解像度のカメラを搭載したドローンは、美しい映像を撮影できるため、映像制作にこだわりたい方におすすめです。また、バッテリーは予備を用意しておくことで、撮影時間を確保できます。風速計も持っておくと、風速による飛行制限を遵守できます。

飛行許可と承認手続き

ドローンを飛ばす際には、国土交通省の許可が必要な場合があります。特定の条件(空港周辺や150m以上の上空など)での飛行や、夜間飛行、目視外飛行を行う場合には事前に「ドローン情報基盤システム(DIPS)」を通じて飛行許可を取得しなければなりません。無許可で飛行すると罰則が科される可能性もあるため、飛行区域や目的に応じた手続きを確認しておきましょう。

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Photo by Pepper05

また、ドローン操縦に関する国家資格も存在します。一等および二等ライセンスの取得により、飛行の自由度が増す場面もありますが、ライセンスがなくても飛行申請を行うことで飛ばすことは可能です。

ドローン撮影のコツ

ドローン撮影を上達させるためには、まず基本操作に慣れることが大切です。ドローンを安定して飛行させるために、初めは目線の高さでの前進・後退、上下左右の移動を練習しましょう。また、一定速度を保ちながら飛行することで、映像が滑らかに仕上がります。

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Photo by Reiri

さらに、シネマティックな表現を目指すなら、ドローンの動きを工夫するのがおすすめです。被写体を追尾したり、旋回しながら撮影するモードを活用することで、迫力ある映像が撮影できます。こうしたモードは専用アプリから簡単に操作できるため、初心者でも本格的な撮影を楽しめます。

ドローン撮影は多くの可能性を秘めており、正しい知識と準備を持って臨めば、さらに魅力的な映像制作が楽しめるでしょう。

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