デジタルカメラの技術は年々進化していますが、それに伴い、少し前のモデルでも十分に高性能なカメラが中古市場に出回るようになりました。これにより、高品質な中古カメラを手に入れやすくなっています。
しかし、中古品にはいくつかのリスクもあります。今回は、初めて中古カメラを購入する方に向けて、失敗しないためのポイントを3つご紹介します。
センサーゴミの有無をチェック
中古カメラで特に注意したいのが「センサーゴミ」の問題です。センサーにゴミが付着していると、撮影した画像に黒い点が現れることがあります。特にレンズ一体型のコンパクトカメラでは、ゴミの除去が難しくなるため、購入前にしっかり確認することが重要です。
中古ショップであれば、センサーゴミも保証の対象になる場合が多いので、ショップの保証内容を確認することをお勧めします。
シャッター回数を確認して耐久性をチェック
デジタルカメラにはシャッター耐久回数という基準があり、使用回数が多いほど故障のリスクが高まります。エントリーモデルは10万回、上級モデルは20万回以上の耐久性がありますが、特にプロが使用していたカメラはシャッター回数が多くなる傾向があります。
購入前にカメラのシャッター回数を確認し、耐久性を判断しましょう。中古ショップであれば、スタッフに確認することが可能です。
レンズや付属品の状態をチェック
カメラボディだけでなく、レンズや付属品の状態も重要です。レンズのカビやホコリ、傷が撮影に影響することがあります。レンズのコーティングの劣化や、オートフォーカスの動作チェックも忘れずに行いましょう。また、バッテリーや充電器などの付属品が揃っているかも確認することで、追加コストを避けることができます。
中古カメラを購入する際に、これらのポイントを押さえておけば、失敗せずに安心して撮影を楽しむことができるでしょう。カメラ初心者の方でも、しっかりとした知識を持って選べば、コストパフォーマンスの良い買い物ができるはずです。