野鳥撮影を始めたいけれど、どのような機材を選ぶべきか、どこで撮影すればよいのか、迷っている方も多いのではないでしょうか?
今回は、簡単に始められる野鳥撮影の基本をご紹介します。必要なカメラの種類や撮影テクニック、最適なスポット選びがわかり、すぐに実践できます!
カメラとレンズの選び方
野鳥撮影には「レンズ交換式カメラ」と「コンパクトデジタルカメラ」の2種類が主に使われます。
「レンズ交換式カメラ」は、レンズを交換して撮影スタイルを自由に変えられるため、野鳥を遠くからしっかり撮りたい場合におすすめです。特に、望遠レンズ(250mm以上)は、小さな鳥でもしっかりと撮影できます。
一方で、「コンパクトデジタルカメラ」でも、高倍率ズームレンズが付いた機種を選べば、手軽に遠くの野鳥を撮影することが可能です。
持っておくと便利なアクセサリー
カメラやレンズだけでなく、三脚や一脚も重要です。手ブレを防ぎ、よりクリアな写真が撮れます。
また、夏の撮影には日焼け止めや虫よけ、冬には防寒具などの持参もお忘れなく。さらに、雨の日にはレインコートや防水シューズも準備しておくと安心です。野鳥は季節や天候によって異なる姿を見せるため、しっかりとした装備で楽しみましょう。
撮影スポットの見つけ方とマナー
最初は動物園や公園で飼育されている鳥や人を怖がらない鳥(カモ、キジバトなど)を狙うと良いでしょう。慣れてきたら、野鳥ガイドブックを参考にして自然の中にある野鳥撮影スポットへ行ってみましょう。
ただし、野鳥撮影の際にはマナーも重要です。野鳥を追い回さない、巣に近づかないなど、野鳥や他の撮影者に配慮した行動を心掛けましょう。
初心者におすすめのスポットとして「京都府立植物園」があります。ここは日本初の公立植物園であり、広大な敷地と多様な植生が特徴です。野鳥撮影の聖地としても知られ、ジョウビタキ、シジュウカラ、ヒヨドリ、カワセミ、エナガなど、多くの野鳥を観察できるため、撮影チャンスが豊富です。
現在「京都府立植物園内の思い出」をテーマにフォトコンテストを開催しておりますので、そちらにもぜひご参加ください!