何事も始めたばかりは失敗が付きもの。
今回は、フィルムカメラ初心者が特に陥りがちなミスを紹介します。共感できるエピソードもたくさんあるはず。ミスを防ぎ、大切なフィルム一枚一枚を無駄にしないようにしましょう。
1. フィルムが千切れた!装填ミスに気を付けよう
フィルムカメラを使い始めたばかりだと、フィルムを正しく装填できずに失敗したことありませんか?巻けたと思いきやフィルムが千切れてしまったとか…。フィルムがしっかりと巻き取られていないと、撮れたと思って撮影できておらず、撮影した時間が全て無駄になってしまいます。
フィルムを装填する際は、フィルムリーダーをスプロケットに掛けてから巻き取り、フィルムがしっかりとカメラにセットされていることを確認しましょう。
2. 過剰な露光または不足露光
初めてのうちは適切な露出を設定するのが難しいことがあります。中には露出計が付いているものもありますが、不慣れなうちは写真が白飛びしてしまったり、暗すぎて何が写っているかわからなくなります。
適切な露出を設定するためには、露出計アプリをスマホにダウンロードするのがおすすめです。アプリを使って光の量を測定し、カメラの設定を調整しましょう。
3.フィルム蓋を開けてしまう
撮影中やフィルムを取り出す際に、うっかりフィルム蓋を開けてしまうことがあります。これにより、フィルムが感光してしまい、全ての写真が台無しになることも。
フィルムを取り出す前には、カメラが巻き取りモードにあることを確認し、撮影中は決してフィルム蓋を開けないようにしましょう。また、フィルムを取り出す際は、暗所などの光が直接当たらない場所で行うと安心です。
4.シーンに適さないフィルムを選ぶ
フィルムには様々な種類があり、それぞれ特性が異なります。適切なフィルムを選ばないと、撮影した写真の色味や質感が期待通りにならないことがあります。
風景撮影にはビビッドカラーのフィルム、ポートレート撮影にはソフトトーンのフィルムなど、撮影シーンや目的に応じてフィルムの特性を活かすことが大切です。フィルムの感度(ISO)も考慮し、低感度のフィルムは明るい場所での撮影に、高感度のフィルムは暗い場所や動きのあるシーンでの撮影に使用してください。
いかがでしょうか。
フィルムカメラの魅力は、一度体験するとやみつきになるものです。初めてのフィルムカメラであっても、これらのミスを避けることで、より自信を持って撮影に臨むことができます。ぜひフィルムカメラのエモーショナルな世界に飛び込んでみてください!
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