まるでInstagram?写真共有アプリ「Whee」をリリース
〈TikTok〉の親会社であるByteDanceが、新たな写真共有アプリ「Whee」を発表し、〈Instagram〉に対抗する動きを見せています。「Whee」は、写真を親しい友人と共有できるサービスです。
「Whee」の特徴
「Whee」のGoogle Playストアのアプリ説明には以下のように記載されています。
「Wheeは、あなたが本物の自分を表現できるリアルな写真を撮影し、共有する場所です。親しい友人と生活の瞬間を共有するための最高の場所です。(Am I the first one to report this? Bytedance, the developer of Tiktok, is testing a new app called Whee. It's currently not available in the US but it is live in over a dozen countries.)」。
アプリのインターフェースは〈Instagram〉に似ており、メッセージ機能、「いいね」とコメント、フィルター付きのカメラなど、基本的な機能を備えています。
日本ではまだ未公開
「Whee」は、このマガジン執筆時点では日本ではまだ公開されていません。「Whee」のダウンロード数は1,000回ほどですが、ByteDanceを代表するアプリ〈TikTok〉のダウンロード数は10億回を超えているため、波及力は高いと思われます。
実は〈TikTok〉でも〈Instagram〉に似た機能をサービスされています。2024年4月には画像共有アプリ「TikTok Notes」を開始、今はオーストラリアとカナダで限定テスト中です。両アプリがどのように展開されるか、棲み分けが曖昧のような印象もありますが、今後の動向に注目しましょう。
どれも似ている?アプリのオリジナリティが求められる
一方で、〈Instagram〉も〈TikTok〉から機能を取り入れております。短い動画投稿「Reels」がその一例です。
ソーシャルメディアの競争はますます激化している中で、アプリを単に量産するだけではなく、それぞれのアプリのオリジナリティが問われるフェーズになってきました。