夏の気配がだいぶ近づく、この頃。
太陽が強く輝き始め、半袖姿の人がちらほら見えるようになりました。暑い季節だからこそ、「涼」を感じる水辺での写真撮影がより魅力的に写るはず。今回は、夏にぴったりな作品撮りのインスピレーションを紹介します。
夏に映えるマリンスポーツ
サーフィンやウィンドサーフィンなどのマリンスポーツは、爽快な迫力シーンをとらえる絶好のシーンです。高速で動くサーファーや波の中でのアクションを撮影するには、高速連写やシャッタースピードの設定が重要になります。また、涼しげな水しぶきや波の流れなど、海ならではのダイナミックな表現にも注目しましょう。
水際で暮らす被写体たち
夏は、生命が活発に活動する時期です。水族館の生き物や、川辺で泳いでいる鳥を被写体に選んでみるのはいかがでしょうか。水中に住む昆虫などの個性的な選択もあるかもしれません。撮影の際に重要なのは、生き物たちの自然な動きやポーズを待つことです。焦らず、じっくりと観察し、「ここだ!」という瞬間を逃さないでください。
涼しげな舟上での時間
舟をフレームに捉えた撮影は、周りの海や川の広がりを感じさせてくれるでしょう。また、舟上での様子や、水面に映る光景など、様々な角度から水辺の風景を捉えることができます。舟で進むような、洞窟や木陰は暗い環境になるため、ISO設定や手ブレ補正機能などをうまく活用してください。
水辺で談笑する人々
涼しい風を求めて、水辺に寄る人々の姿は、穏やかさや癒しを象徴します。水面に映る夕陽や、静かな波、談笑を楽しむ人々の表情など、リラックスした雰囲気を表現することが重要です。少し日が暮れた夕涼みや、夜の水辺でのひとときでは、ロマンチックで幻想的な演出ができるかもしれませんね。
人の手が生んだ穏やかな水面
ダムもまた、水の美しさや力強さを感じることができる場所です。人工でつくられたとは思えない、貯蓄された水の穏やかな様子。もしくは、水が放流される様子を写真に収めることで、その壮大さを表現することができます。周囲の自然や風景との調和も意識して、撮影してみてください。
いかがだったでしょうか。
水と涼の捉え方といえど、その方法は無限大です。じわじわと続く夏の暑さに負けないように、涼を感じる作品撮りにぜひ挑戦してみてください。ただ、くれぐれも熱中症には気をつけて、水分補給は忘れずに!
水際での撮影には、防水仕様カメラを相棒にどうぞ。