人と犬の間には、何千年にもわたる共存の歴史から続く「絆」があると言われています。家族として寝食を共にする犬。庭先で目があう隣人の飼い犬。旅先で見かける気だるげな犬。ふと思い返してみれば、どんな生活でも、犬が「居て当たり前」の存在になっているのかもしれません。
長年の相棒でもある彼らとの日常を写真で捉えることは、愛情深い思い出のシーンを残す方法とも言えるでしょう。今回は、犬の写真撮影をおすすめする理由と、撮影のコツを紹介します。
毎日のお散歩がいちばん大切
広い公園や、美しい自然、はたまた家の近所でのお散歩など。犬と暮らす人々にとって、犬のお散歩は日々のルーティンでありながら、愛犬との絆を深める大切な機会です。愛は、日々の積み重ねで生まれるものとも言われます。だからこそ、そんな一瞬一瞬を大切にしてみてください。
撮影のコツは、犬の表情や動きを捉えること。飼い主を独占できるお散歩時間は、特に表情豊かな顔を見せてくれるはずです。犬が自然の中で楽しそうに走る姿や、他の犬と遊ぶ様子など、普段見ることのできない瞬間を写真に残しましょう。
お家でくつろぐ姿が自然体
犬が、お家でゆったりとくつろぐ姿も、魅力的な瞬間です。ソファやベッドで寝そべる姿や、お気に入りのおもちゃで遊ぶ様子などを写真に収めることで、犬の可愛らしい瞬間を切り取ることができます。それに、犬は、ご主人の近くに自ら寄ってきてくれることもしばしばあります。被写体が向こうから近づいてくれることは、クリエイターにとって「棚からぼたもち」とも言えるでしょう。
撮影のコツは、自然な表情を引き出すこと。犬がリラックスしている姿や、眠そうな表情など、その瞬間の自然な姿を写真に収めることが大切です。お家での撮影だからこそ、撮影にこだわる時間をたくさん取れるはず。
犬とともに季節を愛でる
犬はもともと野生の動物のため、季節を感じるシーンは犬との親和性が高いです。春の桜や夏の海、秋の紅葉、冬の雪景色など、季節ごとに異なる風景を背景に犬と写真を撮影することで、その季節の美しさに結びついた犬とのメモリアルな時間を記録することができます。
撮影のコツは、季節感を演出できるポイントを選ぶこと。季節感を引き立てるアイテムや色を取り入れることで、写真に深みと鮮やかさを与えることができます。被写体となる犬の毛色と、背景色のバランスを考えることも、コツの1つかもしれません。
地元の犬とつくる旅の重い出
旅先で出会った犬との出会いは、あなたの旅の思い出を彩ってくれるはず。彼らはその土地の一部であり、その場所の文化や雰囲気を反映しています。そのため、彼らとのふれあいを写真に残すことは、旅の一瞬をより特別なものにしてくれるでしょう。
撮影のコツは、犬がよく訪れる場所や、くつろぐ場所を観察すること。 地元の犬は通常、特定の場所やエリアに居場所を持っています。初対面の人に対して警戒心を示す可能性もあるので、なるべく彼らのルーティンを崩さず、自然な表情を狙ってください。
なお、犬に近づく際には、安全を最優先に考えてください。犬が興奮したり、警戒心を示す場合は距離を取り、無理に接近しないようにしましょう。
ふたりの関係性が写るツーショット
最後に、愛犬との2ショットをご紹介します。犬と一緒に写ることで、当時の記憶や関係性を表現する1枚が生まれるはずです。愛犬を撮影する人の中には、「もっと早く撮っておけばよかった」という声もなかなか多いそう。愛犬との時間は、いつまでも色褪せない思い出にしたいものです。
撮影のコツは、愛犬とのコミュニケーションを大切にすること。犬との距離感や表情を考慮しながら、自然でリラックスした雰囲気を写真に収めましょう。
いかがだったでしょうか。
犬と過ごす時間を改めて意識してみると、想像よりも生活のいろんなシーンで存在しているかもしれません。彼らとの時間を愛おしみ、その絆を深めながら、特別な思い出として写真に残してみてください。