「エモい写真が撮りたい」と思ったことはありませんか。
そんなあなたにおすすめの技法が「前ボケ」です。今日からエモい写真が撮れるようになる、前ボケの基本から活用シーンまでを詳しく紹介します。
前ボケとは?
前ボケ(まえぼけ)は、被写体の前方を意図的にぼかす技法です。主役の手前に小物を配置し、それをぼかすことで、幻想的で「エモい」印象を与えることができます。特にポートレートや草花の写真撮影で効果を発揮します。
エモい写真への第一歩
前ボケを使うことで、写真に奥行きが生まれ、ふんわりとした雰囲気を加えることができます。被写体が際立ち、視線を自然に誘導する効果も期待できます。視覚的に魅力的な写真を撮りたいときに非常に有効な手段です。
前ボケ活用シーン
花や植物で幻想的な写真に
花や植物を撮影するとき、近くの花や葉をレンズに近づけて撮影することで、全体が色づいたり、ふんわりとしたボケ感を演出できます。ファンタジーのような写真が撮れるので、試してみてください。
光を利用した玉ボケ効果
街中のイルミネーションや小さな光源を利用して前ボケを作ると、キラキラとした玉ボケが写真に映り込みます。特に夜景やクリスマスシーズンにおすすめです。
面白いアイテムで創る前ボケ
お花や植物以外にも、ライトガーランドやサンキャッチャー、ラップなど、さまざまなアイテムを使って前ボケを作ることができます。サンキャッチャーは100円ショップでも手に入るので、手軽に試してみてください。
前ボケで視線を誘導しよう
前ボケを使うことで、視線を意図的に誘導することができます。たとえば、赤いもみじの写真では、手前のボケた部分ではなく、奥のピントが合っている部分に目がいくようになります。この効果を活用して、主題を際立たせましょう。
もしくは、人物を前ボケにして、背景にピントを合わせることで、人物との背景の関係性を描く、物語性のある写真を撮ることができます。
いかがでしょうか。
基本を押さえつつ、自分なりの工夫を加えて、他とは一味違う写真を撮ってみましょう。みなさんの写真が、観る人の心を動かす新しい表現方法として、ぜひ挑戦してみてください。