キヤノンのファンが待ち望んでいる新製品発表。今回はキヤノンの新製品と噂される「EOS R6 Mark III」に編集部として「導入して欲しい機能」について紹介します。
直角にチルトできるEVF
まず注目すべきなのは、キヤノンが開発した直角にチルトできる「EVF(電子ビューファインダー)」です。例えば地面に近いところから撮影したい時や、難しい角度から写真を撮りたい時にも、無理なくフレーミングが可能になります。
パナソニックが既に採用して成功しているので、キヤノンでも導入される日が楽しみです。
冷却能力の向上
次に、キヤノンが取り組んでいるのは冷却能力の向上です。「EOS R5」では、8K動画を撮影する際にカメラが過熱してしまう問題がありました。そこで、キヤノンは冷却に関する新しい技術の特許をいくつか出しています。
特に注目されるのは、カメラの手ブレ補正機能(IBIS)に対応したセンサーの冷却技術と、カメラを冷却するアクセサリーグリップの技術です。これにより、高解像度の動画撮影時の過熱問題が解消されることが期待されます。
視線入力AFの改善
キヤノンは、視線入力AFの技術も改良しています。視線入力AFとは、カメラのフォーカスを目の動きで操作できる技術です。キヤノンはこの技術の精度を向上させるためにも特許を出願しており、今後さらに使いやすくなることが期待されています。
これからは、直感的にフォーカスポイントを選択できるようになり、撮影がさらに楽しくなるでしょう。
触覚フィードバック
完全電子シャッターを搭載したカメラでは、シャッターを押した感覚が少し物足りないと感じることがあります。そこで、キヤノンはシャッターを押した際に触覚フィードバックを提供する技術を検討しています。これにより、シャッターを切ったりメニューを操作したりする時に、実行されたことがしっかりと感じられるようになります。
NDフィルター内蔵
最後に、キヤノンが開発しているのはNDフィルター内蔵技術です。これは、特に動画撮影者やポートレート写真家にとって便利な機能です。明るい場所でもシャッタースピードや絞りを柔軟に調整できるため、多様なシーンの撮影が可能になります。特に、動画撮影時には滑らかな動きを実現するために不可欠な要素です。
今回紹介した新しい技術は、どれも実用化が待ち望まれているものばかりです。これらの機能が「EOS R6 Mark III」に導入されると期待を膨らませて、新製品に関する噂に注目してみましょう!