まるで海の中に迷い込んだかのような景色を捉えてみませんか?
水族館は、その願いを叶います。色とりどりの魚が泳ぐ姿、癒しと笑いを届けてくれる海獣のショー、海の多様性が1つに詰まった水そう。水族館で撮影したいシーンが無限にあります。日差しが強い日や、雨で屋外レジャーが難しい日は、ぜひ水族館に足を運んでみてください。
水そう前で魚たちにあいさつ
水そうは、海の多様性が1つの場所に集結している場所です。目の前を通り過ぎる小魚やサメ、エイの姿など、多種多様ないきものたちが自由気ままに泳いでいる姿が見られるでしょう。まずは、魚たちへのあいさつも兼ねて一緒に写真撮影をしてみてください、例えば、人のシルエットをうまく活かして絵画のような一枚が撮れるはずです。
水そうの中をうまく捉えるには、ガラスの反射を避けることが大切です。レンズをガラスに近づけることで、反射を最小限に抑えることができます。また、館内の照明をうまく利用して、魚たちの鮮やかな色を際立たせるようにしましょう。自然光が入る場所なら、その光を最大限に活用するのもポイントです。
暗闇の中で漂ういきものたち
深海や夜行性の生き物たちは、暗闇の中で神秘的な光を放ちます。ふわふわと漂う姿や、チラチラと光る体が、幻想的なシーンを彩ります。普段の生活では出会うことのないようないきものたちの姿をカメラに収めてください。
暗い水そう内を撮影するには、ISO感度を上げてシャッタースピードを調整することが必要です。
暗い環境でも、ISO感度を高めに設定すれば、鮮明な写真が撮れます。その際には、手ブレを防ぐために三脚や手持ちの安定装置を使用することもおすすめです。よりクリアで美しいワンシーンを捉えることができるでしょう。
いきものたちの表情をクローズアップ
魚やその他のいきものたちの細かな表情やディテールを撮影するのもおすすめです。水そう近くで泳ぐ姿を、間近で捉えてみてください。中にはちょっとおもしろい顔のいきものがいるかもしれません。近づいてみることで、普段のイメージとは違う一面を見せてくれるはずです。
マクロレンズを使用することで、クローズアップ撮影が可能になります。生き物の目に焦点を合わせると、その表情を鮮明に捉えることができ、よりリアリティの高い一枚になるでしょう。
小さな足が愛おしいペンギン隊
ペンギンたちの愛らしい姿は、ぜひ写真に収めたいものです。外で飼育されていることがあるペンギンなら、太陽光を活かした撮影ができるはずです。小さな足や可愛らしい仕草を捉えた写真は、観る人の心を温かくしてくれます。
ペンギンの視線に近い低い位置から撮影すると、より臨場感が増します。さらに、ペンギンの動きは速いので、連写モードを使ってベストショットを逃さないようにするのがポイントです。
必見!ダイナミックなイルカショー
水族館のハイライトといえば、やはりイルカショーです。イルカたちがダイナミックに跳ねたり回転したりする姿は、ぜひ写真に収めたい瞬間です。水しぶきが飛ぶ景色は、夏の「涼」にぴったりですね。
イルカの動きは速いため、ショーでは高速シャッタースピードで撮影することが重要です。また、連写モードを活用することで、動きの一瞬一瞬を逃さず捉えることができます。「躍動感」を意識して撮影してみてください。
水族館は、普段見ることのない水のいきものたちの姿をカメラに収める絶好のチャンスです。今回の記事を活かして、あなたの視点ならではの「水族館での一日」を記録してください。