オールドコンデジで撮る、最新カメラでは叶えにくい「エモさ」 | Focus #154

オールドコンデジとは、2000年代初頭に発売されたコンパクトデジタルカメラのことです。当時はデジタルカメラがフィルムカメラをしのぎ始めた時期で、ポケットに収まる手軽さから多くの人々に愛用されました。

スマートフォンの登場により一時はその影を潜めたものの、今再びそのレトロな魅力が見直されています。

オールドコンデジの魅力は、その「手軽さ」と「独特の写り」にあります。最新のデジタルカメラが鮮明で美しい写真を撮影できるのに対し、オールドコンデジは一見「欠点」とも言える白飛びやノイズ、フェードがかった写真を撮影します。

しかし、これらの「欠点」が逆に温かみを感じさせ、まるで記憶を写し取ったかのような懐かしさを呼び起こすのです。

オールドコンデジは、最新のスマホカメラが見せる鮮明さとは一線を画し、どこか懐かしく温かみのある写真を提供してくれます。スマートフォンには使われないレトロなセンサーが搭載されていて、編集でも再現することは難しいと言われています。

オールドコンデジは軽量でコンパクトなため、いつでも持ち歩けます。例えば〈お写んぽ〉をする際にも簡単に持ち歩けて、散歩の目的を損なうことなく、余白のある撮影を楽しむことができます。スマートフォンでは物足りない、一眼レフは手軽じゃない、その中間をちょうど叶えてくれるのがオールドコンデジです。

ポケットサイズのオールドコンデジなら、いつでもどこでもすぐに撮影可能。家族や友人の自然体を逃さずに記録できるのは、大きな魅力です。そもそも片手で気軽に撮れるように設計されているので、動き回りながら撮影をするストリートなスタイルに最適です。

オールドコンデジの魅力を知った今、みなさんもも一台手に入れてみてはいかがでしょうか。

中古市場ではまだまだ多くの機種が手に入るので、自分にぴったりの一台を見つけて、エモい写真ライフを楽しんでみてください。

購入の際は、撮影可能かどうかをしっかり確認し、使用できるSDカードの容量にも注意してください。