リコーイメージングがまたビックニュースを発表しました。
ハイエンドコンデジブームに静かなる一石を投じる形で、GRシリーズの最新バージョン「GR III HDF」と「GR IIIx HDF」を発表。このニュースは、既にGR3やGR3xを愛用しているファンにとっても「もう一台を購入したい…」と誘惑することでしょう。
HDFフィルターが光に味わい深さを
注目すべきは、これらのモデルに搭載された「HDFフィルター」。従来の内蔵NDフィルターを置き換え、明るい場所でのスローシャッター撮影に進化をもたらします。「HDFフィルター」を通すと、ふんわりと淡い光と影の表現ができ、まるで夢の中を歩いているような幻想的な写真が撮れます。
細部に宿すリコーのこだわり
外見上の変更はささやかながらも意味深いものがあります。今回の新製品には、シャッターボタンがグレイッシュシルバーになり外観にさりげないアクセントが加えられました。リコーがどれだけ自社製品にこだわりを持っているかを物語っています。
「GR III HDF」の価格は14万6600円(税込)、「GR IIIx HDF」は15万2600円(税込)。発表後、ファンからの注文が殺到し、公式サイトでは受注を一時停止するほどの熱狂が見られました。メルカリでの転売商品も目立ち始めた模様です。
リコーの新しいGRカメラ、「CP+ 2024」以降発表された富士フイルムの〈X100VI〉と合わせハイエンドコンデジへの熱はしばらく冷めないで続くことでしょう。