ソニーはミラーレスカメラ「α1」の最新ファームウェアを公開した。発表日は2024年6月13日。バージョン番号は2.02。
動作安定性向上とレンズ不具合を解消
今回のアップデートでは、交換レンズ「FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS」との組み合わせにおいて動作が不安定になる事象が改善されている。また、その他の動作安定性の向上も含まれている。
「α1」は約5,010万画素の35mmフルサイズセンサーを搭載しており、秒間約30コマ/秒の連写に対応する。Eマウント機において初めて「フラッグシップモデル」を謳っている。このアップデートにより、ユーザーはより安定した撮影体験を享受できることが期待されている。
ソニー初のフラッグシップカメラ「α1」
「α1」は35mmフルサイズ・有効約5,010万画素のメモリー内蔵積層型CMOSセンサー「Exmor RS」を搭載するEマウント機である。α9シリーズのスピード、α7Rシリーズの高解像、α7Sシリーズの高ダイナミックレンジを高いレベルで両立させ、ソニー初のフラッグシップモデルとして位置づけられている。
約30コマ/秒の連写が可能で、感度はISO 100-32000、ダイナミックレンジは15ストップである。動画は8K 30p対応で、AF/AE演算は毎秒120回、リアルタイム瞳AFは鳥の瞳も自動追尾する。