「α9 III」最新ファームウェア発表 小絞り撮影の露出問題を解消 | ソニー

ソニーは、F値が18以上の小絞りでの連続撮影時に露出がアンダーになる事象を改善した。また、動作安定性を向上させた。

「α9 III」は、35mmフルサイズのイメージセンサーを搭載するミラーレスカメラである。「α9 III」は有効約2,460万画素の積層型CMOS「Exmor RS」を搭載し、全画素を同時に露光できるグローバルシャッター方式を採用している。それにより、CMOSセンサーに付きもののローリングシャッター歪みを克服している。
従来機「α9 II」ではストロボ撮影用などに残っていたメカシャッターも非搭載となった。シャッター速度は最高1/80,000秒（動画撮影時、高分解シャッター使用時、レンズ未装着時、連写かつF1.8より明るい設定では最高1/16,000秒となる）。さらに、ブラックアウトフリーでの秒間約120コマ/秒での連続撮影を実現している。