シグマは交換レンズ「SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN|Contemporary」にキヤノンRFマウント用を追加すると発表。発売予定にちは2024年7月11日に発売する。直販価格は7万9,200円(税込)。
「SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN|Contemporary」は、シグマは初のAPS-Cミラーレスカメラ専用ズームレンズ。ソニーEマウントおよびLマウント用のズーム全域F2.8レンズを発表した後、2022年12月には富士フイルムXマウント用も追加した。APS-Cミラーレスカメラの携行性の高さを活かしながら、F2.8通しの明るいズームレンズを実現したことが大きな特徴である。
キヤノンRF対応でさらに進化
シグマは、キヤノンRFマウント用にAF駆動や通信速度の最適化を図り、専用の制御アルゴリズムを開発した。高速なAFを実現し、サーボAFやボディ内収差補正(対応機種のみ)にも対応するようになった。焦点距離は35mm判換算で28.8~80mm、レンズ構成は10群13枚で、SLD1枚と非球面レンズ3枚を使用している。
小型軽量と高機能な仕様
「SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN|Contemporary」は7枚の円形絞り羽根を採用し、最少絞りはF22である。最短撮影距離は12.1cm(広角)から30cm(望遠)、最大撮影倍率は1:2.8(広角)から1:5(望遠)であり、フィルター径はφ55mmとなっている。マウント部にはゴムのシーリングが施され、製品には花形フード(LH582-02)が付属する。外形寸法はφ69.2×74.5mm、質量は300gである。さらに、7月11日より「SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN | Contemporary」をキヤノンRFマウント用に変換する「マウント交換サービス」(有償)が開始される予定である。
新製品の主な仕様
- フォーマット:APS-C
- マウント:RキヤノンRF
- 焦点距離:18-50mm
- 絞り値:F2.8-F16
- 絞り羽根:7枚(円形絞り)
- レンズ構成:10群13枚(SLD1枚、非球面レンズ3枚)
- 最短撮影距離:12.1(W)-30(T)cm
- 最大撮影倍率:1:2.8(W)-1:5(T)
- フィルター径:φ55mm
- サイズ:φ69.2mm × 74.5mm
- 重量:300g
- 防塵防滴:簡易防塵防滴
- AF:STM