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2025.03.02

水中もアウトドアも!防水カメラの特徴と選び方ガイド | Knowledge #223

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Cover photo by a y a .

防水カメラは、ダイビングやシュノーケリングなどの水中撮影はもちろん、登山やキャンプなどアウトドアシーンでも活躍する便利なアイテムです。しかし、防水カメラにはさまざまな種類があり、防水性能や耐久性、撮影機能が異なるため、選び方を知っておくことが大切です。

今回は、防水カメラの特徴や選び方のポイント、用途別のおすすめ機種についてご紹介します。

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Photo by 夜寝子

防水カメラの基本:種類と特徴

防水性能を備えたカメラには、主に3つのカテゴリーがあります。それぞれの特性を理解し、用途に適したモデルを選ぶことがポイントです。

コンパクトデジタルカメラ(コンデジ)

防水性能を備えたコンデジは、手軽に持ち運べるのが特徴。耐衝撃性や防じん性にも優れているため、海や山でのレジャーに最適です。代表的な機種として〈OM SYSTEM Tough TG-7〉や〈PENTAX WG-90〉などがあります。

アクションカメラ

小型で軽量、かつ動画撮影に特化したカメラ。ヘルメットやボードに装着できるため、マリンスポーツやスキー・スノーボードといったアクティブな撮影に向いています。〈GoPro HERO12〉や〈DJI Osmo Action 4〉などが人気。

360度カメラ

カメラの周囲をすべて撮影できる360度カメラは、ダイナミックな水中映像を撮影したい方におすすめ。〈Insta360 X3〉などがあり、VRコンテンツ制作にも活用できます。

防水カメラの選び方のポイント

防水性能(水深)

どれくらいの水深で使用できるかを確認しましょう。

  • ~10m:プールやシュノーケリング向け
  • 10~20m:体験ダイビング向け
  • 30m以上:本格的なダイビング向け
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Photo by hiro

耐久性能(防じん・耐衝撃・耐低温)

アウトドアで使用するなら、防じん性(IP6X)や耐衝撃性(2m以上の落下に耐える)、耐低温性(-10℃対応)をチェック。冬山やキャンプなどで活躍します。

撮影機能(F値・ズーム・手ブレ補正)

  • F値が小さい(F2.0前後):暗い場所でも明るく撮影可能
  • 光学ズーム4倍以上:遠くの被写体もクリアに撮影
  • 手ブレ補正(光学式):水中や動きのあるシーンでもブレを軽減

スマホ連携・GPS機能

Wi-Fi対応モデルなら、撮った写真をスマホにすぐ転送可能。GPS機能があれば、撮影した場所を記録でき、旅行の思い出をより鮮明に残せます。

用途別おすすめ防水カメラ

  • 旅行・アウトドア向け:〈OM SYSTEM Tough TG-7〉 … F2.0の明るいレンズ搭載、マクロ撮影も得意
  • シュノーケリング向け:〈PENTAX WG-90〉 … 14m防水、リングライト搭載で接写も可能
  • 本格ダイビング向け:〈RICOH G900〉 … 20m防水、耐衝撃2.1m、業務用でも使われる高耐久モデル
  • アクション撮影向け:〈GoPro HERO12〉 … 10m防水(ハウジング使用で60m)、4K/120fpsの高画質動画撮影可能
  • 360度撮影向け:〈Insta360 X3〉 … 10m防水(ハウジング使用で50m)、VR映像撮影にも最適
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Photo by Shun

防水カメラを選ぶ際は、使用環境や求める機能に合わせて選ぶことが大切です。防水性能だけでなく、耐久性や撮影機能、スマートフォン連携の有無などもチェックして、自分にぴったりのカメラを見つけましょう。

水辺やアウトドアでの撮影をより快適に楽しむために、防水カメラの特性を活かして最高の1枚を撮影してみてください!

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