
Cover photo by me..
写真を愛するクリエイターたちが語る、カメラとそのストーリー。「愛機」という存在には、それぞれの人生観や価値観が映し出されます。今回の連載では、〈Nikon Z5〉を愛用するme..さんが登場。
街角の何気ない一瞬を切り取るスナップ撮影を愛し、表現の幅を広げるためにトリミングを活用するme..さんが語る、〈Nikon Z5〉がもたらす自由な写真表現の魅力。高画素数に頼らず、構図を研ぎ澄ます撮影スタイルと、常に素晴らしいものを生み出すための写真との向き合い方について迫ります。
〈Nikon Z5〉基本情報
有効画素数2432万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載し、高画質を実現。EXPEED 6エンジンにより高感度撮影もクリアに表現します。273点ハイブリッドAFで正確なピント合わせが可能で、5軸手ブレ補正を内蔵し、手持ち撮影でも安定します。エントリー向けながらプロ並みの描写力を誇り、風景・ポートレートに最適です。
撮影スタイル
私の撮影スタイルはスナップが中心で連写は数枚程度、風景やネイチャー系、乗り物等もほとんど撮らない。
夜のスナップでもISOは3200程度あれば殆ど不自由なく撮れる。高画素数はスナップには必要ないと思っている。

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その点でも私の中では〈Z5〉の性能以上はいらないし、利点の方が大きいと思っている。画素数は上位機種より少ないがかなりのトリミングにも耐える。
写真の表現の仕方
私のスナップや他の撮影でもトリミングを前提に撮っている。若干のトリミングをする事で構図を突き詰める大切さが必要と考え始めた。

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ノートリミングが美徳とも思うが、それよりは構図の追求性の方が大切であり、トリミングは現像の一種であり表現であると思うようになった。
海外のサイトなどを見ていると、自由にトリミングをして写真の表現を最大限に出している。
お気に入りの画素数
そうなると画素数が問題となるのだが、素人がプリントをしたとしても最大でA3程度であると考えている。
画素数が多ければ現像処理も遅くなり高スペックのPCが必要となり、記憶媒体の容量も増える。 そういう点でも私的には〈Z5〉の画総数が気に入っている。

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受け継がれた愛機
このように〈Nikon D7000〉から〈Z5〉へと受け継がれた「愛機」という愛称。〈D7000〉が10年以上愛機という立ち位置で私の側に居てくれ、今は〈Z5〉が私の側にいる。
私は今年、還暦を迎えるのだが、Z5も10年以上側にいてくれればなと思う。

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10年後は私は70歳になる訳だが、その未来を想像すると色々な事が見えてくる。
私の中の写真表現も変わってくるだろう。その移り変わりも共に感じてくれればなと思う今日この頃です。
INFORMATION

cizucu認定クリエイター
写真・・・適当、適当、楽しまなきゃ損々。良いのが撮れない時はカメラ置いてもいいし。でもね、シャッターを切る時は超真剣。撮れた写真をお酒飲みながら現像する時はとても幸せ~。
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