株式会社シグマは、APS-Cミラーレスカメラ対応の交換レンズ「16mm F1.4 DC DN | Contemporary」と「23mm F1.4 DC DN | Contemporary」をキヤノンRFマウント用として2025年1月23日(木)に発売することを発表。いずれも価格はオープン価格。
本製品は、SIGMAが展開するContemporaryラインの一環として、性能と携帯性を両立したモデルとなっている。
16mm F1.4 DC DN | Contemporary
16mm F1.4は、35mm判換算で24mm相当の画角を持つ広角レンズで、風景や建築撮影、動画制作に適したモデル。13群16枚のレンズ構成に特殊ガラスを多数採用し、絞り開放から高い解像力を実現。
ステッピングモーターによるAF駆動は、動画撮影時にもスムーズで静音性の高いフォーカスワークを可能にする。また、防塵防滴構造を備えており、過酷な環境下でも信頼性を発揮する。
23mm F1.4 DC DN | Contemporary
23mm F1.4は、35mm判換算で35mm相当の画角を持つ標準レンズ。ポートレートやスナップ、テーブルフォトなど幅広いシーンに対応する利便性が特徴。
F1.4の大口径は背景をぼかした美しい描写を可能にし、コンパクトな設計により持ち運びやすさも兼ね備えている。高速AFやAF-C、ボディ内手ブレ補正への対応により、動きのある被写体にも高い精度で対応する。
レンズ交換サービスにも対応
両モデルは既存の他マウント用「16mm F1.4」「23mm F1.4」をキヤノンRFマウント用に変更するレンズ交換サービスにも対応。このサービスにより、システム変更を検討中のユーザーに柔軟な選択肢を提供する。
SIGMAは2024年4月にキヤノンRFマウント向け製品ラインの拡充を発表しており、今回の発売により同ラインナップがすべて揃う形となった。新製品は高性能と携帯性を追求し、日常からプロフェッショナルな用途まで幅広いニーズに応える仕様となっている。
主なスペック(23mm)
- 焦点距離:23mm(35mm判換算で35mm相当の画角)
- 対応センサーサイズ:APS-C
- 最大絞り:F1.4
- 最小絞り:F16
- レンズ構成:10群13枚
- 絞り羽根:9枚(円形絞り)
- 最短撮影距離:25cm
- 最大撮影倍率:1:7.3
- フィルター径:52mm
- 寸法:φ65.8mm × 76.9mm(最大径 × 全長)
- 重量:340g
- 対応機能:高速AF、AF-C、ボディ内収差補正、ボディ内手ブレ補正
- AF駆動方式:ステッピングモーター