フラットレイ写真は、被写体を上から撮影する撮影方法で、日常の物を美しく、そしてストーリー性豊かに見せるのが特徴です。シンプルな構図の中で撮影者の個性を表現できるため、SNSで人気を集めるフラットレイ撮影。
今回は、スマホやカメラで簡単に映えるフラットレイ写真を撮影するためのポイントをご紹介します。
ストーリーを考えて構図を決める
フラットレイ写真では、テーマを決めたストーリーをもとに構図を決めると印象的な作品になります。例えば、朝のコーヒータイムならカップや雑誌、本などを周囲に配置してみましょう。
主役となる被写体を決め、他のアイテムはそれを引き立てるように並べることで、視覚的にまとまりのある作品に仕上がります。
光と背景の使い方に工夫を
自然光は、フラットレイ撮影で理想的な照明です。窓際などの柔らかな光が得られる場所で撮影し、影を最小限に抑えましょう。
さらに、背景にも気を遣うことが大切です。木材やマーブルの板、無地の白い背景など、アイテムを引き立てるシンプルな背景を選び、余白を活かしたミニマルな構図にすると、アイテムが際立ちます。
三脚やグリッド機能で構図を安定させる
スマートフォンやカメラのグリッド機能を活用すると、三分割法に基づいて構図を整えやすくなります。さらに、三脚を使うことで、アングルを安定させ、複数のアイテムを正確に配置できます。
また、テザー撮影アプリやリモートシャッターを使うと、スマートフォンから直接構図を確認しながら撮影でき、効率的にフラットレイ写真を撮影することが可能です。
フラットレイ写真は、構図や光の工夫でさまざまな雰囲気を表現できる魅力的な撮影スタイルです。テーマとアイテムの配置にこだわり、誰でも手軽に映えるフラットレイ写真を楽しみましょう!