各都道府県には、そのシンボルとして「県鳥」が定められています。今回は、cizucuに投稿された写真の中で、その都道府県で撮られた県鳥の写真を紹介します。県鳥の姿をその土地でカメラに収める喜びを、ぜひ体験してください。
タンチョウ(北海道)
北海道の広大な湿原を背景に、優雅に飛ぶタンチョウは、まさに日本の自然美を象徴する鳥です。その純白の羽に赤い頭部が特徴的で、撮影者にとっては絶好の被写体です。特に、冬の雪原での姿は神々しささえ感じさせます。絶滅危惧種に登録され、世界の半分以上のタンチョウが北海道に生息しているとされる貴重な鳥、ぜひカメラに収めてください。
ライチョウ(富山県・岐阜県・長野県)
ライチョウは高山帯に生息する希少な鳥で、夏と冬で羽の色が変わることから、四季折々の姿を楽しむことができます。山岳地帯で見られ、その生息環境は険しくも美しいアルプスの風景と調和しています。高山植物との共生する姿を広角レンズで捉えるのも素晴らしい選択ですね。こちらも絶滅危惧種に指定されており、撮影する際は静かに近づき、自然の姿を損なわないように注意が必要です。
カモメ(神奈川県)
神奈川県の海辺を代表するカモメは、海風に乗って軽やかに飛び交う姿が特徴です。港や砂浜、灯台周辺など、撮影場所は多岐にわたります。カモメは比較的人懐っこいため、望遠レンズだけでなく、標準レンズや広角レンズを使った撮影も楽しめます。
県鳥の一覧は、こちらの全国知事会のHPにのっています。皆さんの住む場所や、これから旅行に行く都道府県の県鳥を知り、被写体に撮ってみてはいかがでしょう?