はじめに
『July Diary』は、cizucuが主宰する、cizucuに登録するクリエイターであれば誰でも応募できるグローバルなオンラインフォトコンテスト。応募作品の中から優れた作品をキュレーションし、プラットフォームとしての新たな才能の発掘、そして、コミュニティとしての支援を目的としています。
〈Diary〉シリーズは、日記のように、日々撮影した写真をその日の出来事とともに投稿するコンテストです。
日記は自分の人生や経験を記録する貴重な手段です。後で振り返ると、自分の成長や変化をを客観的に見ることができたり、新たな洞察を得ることもあります。日ごろの考えや感じたことを整理するためにみなさんのストーリーを記載してみてください。
梅雨が明け、青空が広がり、太陽がさんさんと輝く中でのアウトドア活動や旅行の風景、もしくは七夕の短冊が揺れるお祭りのひとときなど、7月ならではの出来事や風景を写真に収めていただきました。
それでは、応募作品と受賞作品をご紹介いたします。
応募作品紹介
yuko.
吹き出す冷気
📷 Canon EOS Kiss X10
cizucu編集部
ミストが出る扇風機に当たる人を写した一枚。油断すると一瞬で体調を崩してしまう猛暑の日本では、ミスト扇風機を見ると救世主が登場したのかと錯覚してしまいます。まさに日本の夏を象徴するような一枚と言えます。夏にだけ現れる心と体の安全地帯と言っても、過言ではないですよね?
daphoto
まつり
📷 SONY | SLT-A58
cizucu編集部
まつりの様子をスナップした一枚。屋台は賑わい、浴衣を着た若者は浮かれ、外で飲む夏の酒こそ至高だと声をあげる、夏の刹那の高揚感を感じさせる作品です。皆さんは今年も夏祭りに出かけましたか?
受賞作品
えみ
日傘は必須
📷 NIKON Z 50
cizucu編集部
駅前の広々とした空間に、傘をさして歩く人を写したシーン。たった一人の人を上から俯瞰で写した構図がドラマを感じさせます。憂鬱な夏を楽しく乗り越える一つの方法が、夏らしい景色や人の姿を観察することであると教えてくれる作品でした。
k.2SSD
蒸し暑い中で、北海道では見ることのない南国の植物にワクワクした。
📷 SONY | ILCE-7RM3
cizucu編集部
ヤシの木を写した一枚。キャプションには「北海道では見ることのない植物」と書かれています。よく考えれば同じ日本でも植生は異なるわけですが、カメラを持っているからこそその違いにより敏感になれるのかも知れません。北海道の夏はとても涼しいのでしょうか。
Mayumi
規則的で不規則
cizucu編集部
海に浮かぶブイと灯台を写した一枚。規則的に並んで繋がっているブイですが、きっとそれぞれがバラバラに揺れているのでしょう。心地よく波に揺られるブイを想像して、夏の心地よさを一枚から感じることができる作品でした。
最後に
いかがでしたでしょうか。
今回のダイアリーシリーズでは、それぞれに異なる視点からの夏の始まりを楽しむことができました多くの方々が自身の夏の始まりをユニークな形で表現してくださり、夏の訪れに向ける感情の多様性に改めて驚かされました。
ダイアリーシリーズ8月編〈August Diary〉も始まっています。こちらのご参加もぜひお待ちしております!