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2024.08.11

誤解を招く「Made with AI」を「AI info」に表記変更 | Release #271

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Cover image by the Oji brown

最近、〈Instagram〉や〈Facebook〉で「AI info」ラベルが表示されることが増えてきました。このラベルは、Meta社が導入した新しい施策で、AIを使用して生成または編集されたコンテンツに自動的に付けられるものです。

しかし、写真家をはじめとする多くのInstagramユーザーからは、自分で撮影した写真にまでこのラベルが付いてしまうことに不満の声が上がっています。今回は、「AI info」ラベルが付く背景と、ラベルを削除する方法、そしてラベルが付かないようにするための対策についてご説明いたします。

なぜ「AI info」ラベルが付くのか?

Meta社は2024年5月に「Made with AI」というラベルを導入し、AIで生成されたコンテンツやAIを使った写真編集が行われた場合に、このラベルを自動的に付与するシステムを導入しました。

しかし、〈Adobe Photoshop〉などの写真編集ソフトを使用して軽いレタッチを行っただけでも、ラベルが付いてしまうケースが報告されています。多くのユーザーがこれに困惑し、Meta社は2024年7月に「AI info」へとラベル名を変更しましたが、依然としてラベルが付く仕組み自体に不満を持つ声が少なくありません。

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Image by おさるの写真家

ラベルを削除するための方法

〈Instagram〉や〈Facebook〉で「AI info」ラベルが付いてしまった場合、まずはその写真が本当にAIによって生成されたものかどうかを確認しましょう。単純に写真編集でラベルが付いてしまった場合、写真を再度別の方法で保存・アップロードすることで、ラベルの自動付与を避けられることがあります。

また、Meta社のフィードバック機能を使用して、誤ってラベルが付いたことを報告することも可能です。Meta社側で再評価が行われ、ラベルが削除される場合があります。

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Image by Siili

ラベルをつかないようにするための工夫

「AI info」ラベルが付く可能性を低くするためには、写真編集の際にAIツールの使用をできる限り控えることが有効です。〈Photoshop〉でのレタッチ時には、AI機能を避けて手動で編集することで、ラベル付与の可能性を軽減できます。また、アップロード前にメタデータを確認・修正し、AIラベルが誤って付けられないようにすることも重要です。


〈Instagram〉や〈Facebook〉でのAIラベルの仕組みを学ぶことで、皆さまの作品が誤解されることなく正しく評価されるようにしましょう。AIラベルが付くことは必ずしもリスクではありませんが、適切な対策を講じることで写真の価値を最大限に保つことができます。

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