写真に収めて祭りを語り継ぐ | Focus #261

歴史のある、大きな祭りから、地元の夏祭りまでたくさんの写真が投稿され、その熱狂が今にも伝わってきそうです。また、日本各地でまだまだ知られていない、魅力的な祭りが多くあることも再確認できるハッシュタグキャンペーンになりました。

今回はキャンペーンで集まった作品の中から数作品をフィーチャーして、紹介させていただきます。

永山敏也
糸満大綱引き
沖縄県糸満市で毎年旧暦の8月15日に行う糸満大綱引。綱の長さは雌雄合わせて180メートル　地域の人々が南北に分かれて引き合う。

cizucu編集部
沖縄は糸満のお祭り。無病息災や五穀豊穣を願うお祭りだそうで、何より、この大綱は毎年手作りで編んでいるそうで、総重量は2tまでになるとか…！歴史ある祭りとモノクロ写真の相性の良さ、祭りの熱気が伝わる人々の表情が素敵な写真です。

Pianeer_Buliang

cizucu編集部
埼玉県上尾市の「どろいんきょ」と思われる写真。活気ある男達が上半身裸の泥だらけで神輿を担いでいますが、この泥を被ればご利益があるそう。どうやら、この神輿までもが泥まみれにされる祭りだそう…
その土地の伝統を守り続ける泥にまみれた格好いい”漢”たちの姿から、エネルギーを感じます。

May

cizucu編集部
京都は祇園祭の写真。近代化が進む京都の繁華街を伝統的な山鉾が巡行する。この違和感がいい味を出しているように感じる。効率性や利便性を求めていると出せない、昔から続いているからこその魅力があります。これからも長く継承していって欲しいものです。

いかがだったでしょうか。
今回ご紹介した写真以外にも、全国各地からその土地の素晴らしい伝統や、祭りを紹介する素敵な写真が多く集まりました。

夏はまだまだこれからで、祭りも全国で行われることでしょう。ぜひとも、みなさんがこの夏、祭りで撮影した写真には〈#祭り〉をつけて投稿してください！

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