今さら聞けない カメラの保管方法 | Release #209

レンズはカメラの「目」とも言えます。汚れやほこりが付くと写真の質が落ちるので、定期的に掃除しましょう。ブロワーでほこりを吹き飛ばし、レンズクリーニングペーパーやマイクロファイバークロスでやさしく拭きます。専用のレンズクリーナーを使うとさらに効果的です。

カメラボディも汚れがたまりやすい部分です。同じくブロワーでほこりを飛ばし、柔らかい布で拭き取ります。特にボタンやダイヤル周りは汚れが溜まりやすいので注意が必要です。液晶画面も指紋や汚れが付きやすいので、画面クリーナーを使って掃除しましょう。

バッテリーはカメラの命です。使わないときはカメラから外し、満充電を避けて半分程度の充電状態で保管してください。また、定期的に充放電を行うことでバッテリーの寿命を延ばすことができます。

カメラを長持ちさせるためには、保管環境も重要です。湿気はカメラの大敵。カメラを保管する場所は乾燥していて、直射日光が当たらない涼しい場所が最適です。湿度管理が難しい場合は、シリカゲルなどの乾燥剤を利用するのも一つの手です。

外出時にはしっかりとしたカメラバッグに入れて持ち運びましょう。クッション性が高く、内部が仕切られているバッグを選ぶと、カメラやレンズを衝撃から守ることができます。防水機能があるバッグなら、急な雨にも安心です。

カメラを長く使うためには、日頃のメンテナンスと適切な保管が大切です。定期的な掃除やバッテリー管理、そして適切な環境での保管を心がけることで、大切な相棒を守りましょう。カメラと一緒に、できるだけ多くの時間を過ごせるといいですね。