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2024.06.27

日常をエモくする写真編集テクニック4選 | Focus #229

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cover image by はくらく

そもそもエモいとは

少し前からよく使われている「エモい」というワード。
何をもって「エモい」と指すのか、定義が曖昧なこともその良さです。一説によると、感情的な瞬間やノスタルジックな雰囲気を強調し、見る人の心に残るものという意味だそうです。今回は日常の何気ないシーンをエモく仕上げるための編集テクニックを紹介します。

フィルム風のエフェクトを使う

与えてくれフィルムカメラのノスタルジックな質感は写真にストーリー性をます。写真にグレーン(微細な粒子)を加えることで、フィルムカメラのような質感を再現できます。また、暖色系のトーン(オレンジや黄色)を強調すると、写真に暖かみが増し、懐かしい雰囲気が漂います。

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Image by haruka

自然光を活かしたレタッチ編集

自然光を上手に取り入れると、写真に柔らかな陰影ができます。これにより、穏やかに情へ響くイメージをつくることができるでしょう。いつもより少し明るさを抑え、ハイライトを控えめにすることで、自然な光の雰囲気を柔らかく演出できます。

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Image by hhhiroooki

カラーパレットの統一

同じカラートーンを持つプリセットを適用することで、全体の一貫性が保たれます。特定の色に揃えると、写真の雰囲気も統一できます。例えば、青みがかったトーンで統一すると、青く落ち着いた印象になります。

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Image by I'm___yuto__

感情の余白を残すシンプルなイメージ

シンプルな構図での撮影を意識してみるのもおすすめです。余計な要素を編集で削ぎ落とし、被写体にフォーカスすることで、モチーフが一貫します。被写体の周りに余白を作ることで、写真に余裕が生まれ、見る人の感情を引き出すことができます。

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Image by 中嶋 凌 / Nakajima Ryo

いかがでしょうか。
編集する際は、今回紹介した要素を意識してエモーショナルで記憶に残る作品に仕上げてみてください。そして、みなさんの日常生活をエモく彩ってみてください。

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