「写ルンです」からステップアップ！フィルムカメラデビューしませんか | Release #221

使い捨てカメラは手軽さの反面、トータルでかかるコストが高くなりやすいという一面があります。また、使い捨てカメラはシンプルなレンズと固定焦点設計を採用しているため、画質の限界もあります。細かいディテールを求める場合には少し物足りないかもしれません。

使い捨てカメラとフィルムカメラは、どちらもフィルム代と現像代がかかるため、実質的なランニングコストは、それほど大きな差はありません。

使い捨てカメラの1回の撮影コストは、カメラ本体1,500円と現像代1,000円から、トータルで2,500円ほど。

フィルムカメラは、カメラ本体の価格に合わせて、フィルム代が1,000円ほどからスタート。フィルム現像代は、使い捨てカメラと変わらず1回あたり1,000円になります。

つまり、使い捨てカメラとフィルムカメラのランニングコストに大きな差はありません。そのため重要なのは、撮影の体験をどう楽しむかです。手軽に撮影を楽しみたいなら使い捨てカメラがおすすめですが、カメラの操作や質感を楽しみたいならフィルムカメラが良い選択です。

フィルムカメラは、選択肢が多様で、自分の撮影スタイルに合わせて機材を選ぶことができます。以下のモデルは、特にコストパフォーマンスが良くおすすめです。

• Nikon F3：プロフェッショナルなカメラとして知られ、耐久性と信頼性が高いです。相場は約2万円から4万円ほど。
• Canon AE-1：フィルムカメラ入門機として人気があり、操作が簡単です。相場は約1万円から2万5,000円ほど。
• Olympus OM-1：操作性が良く、幅広い層から支持されている、軽量でコンパクトなボディが特徴のカメラです。相場は約1万5,000円から3万円ほど。
• Pentax K1000：シンプルな操作性と頑丈な作りで有名で、フィルムカメラの基本を学ぶのにおすすめしたいモデルです。相場は約1万円から2万円ほど。

いかがでしょうか。

使い捨てカメラの手軽さを堪能するか、フィルムカメラで本格的な撮影を楽しむか。どちらを選んでも、フィルムの魅力を存分に楽しめることに違いありません。「写ルンです」をポケットに入れて日常の瞬間を撮影しつつ、肩にはフィルムカメラをかけるという「よくばりスタイル」もいいですね。

ぜひ、みなさんなりの使い分けや楽しみ方を見つけてみてください！