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2024.05.18

GFXシステム初の超望遠レンズ「GF500mmF5.6 R LM OIS WR」の情報公開 | 富士フイルム

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Cover image © FUJIFILM Corporation

カメラ業界の最新情報をお届けする『News』。富士フイルムは、GFXシリーズ用交換レンズ「フジノンレンズ GF500mmF5.6 R LM OIS WR」を発表。6月に発売予定。希望小売価格は60万6,210円(税込)。

シリーズ初となる超望遠単焦点レンズ

「フジノンレンズ GF500mmF5.6 R LM OIS WR」は、35mm判換算で焦点距離396mm相当の画角を得られる超望遠単焦点レンズ。GFXシステムにおいて最も長い望遠レンズとなる。

レンズ構成は14群21枚で、スーパーEDレンズ2枚とEDレンズ5枚を含む。EDレンズとスーパーEDレンズの最適な配置が、小型化に伴い発生しやすい色収差を抑制し、小型・軽量ながら高い解像性能を実現している。

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© FUJIFILM Corporation

超望遠撮影を支える高速AFと手ブレ補正機能

レンズはリニアモーターを搭載したインナーフォーカス方式を採用し、静音かつ高速なAFを実現している。さらに、最大で6.0段分の補正効果を得られる手ブレ補正機構も搭載している。防塵・防滴・耐低温(−10℃)構造を持ち、レンズ前玉にはフッ素コーティングを施して、防水・防汚性能も備えている。

また、「フジノン テレコンバーター GF1.4X TC WR」に対応し、組み合わせることで最長700mm(35mm判換算554mm相当)の撮影が可能である。さらに、GFX機に搭載する「35mmフォーマットモード」を使用することで、テレコンバーターを使用せずに35mm判換算で693mm相当の画角が得られる。

作例

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© Matt Krumins | FUJIFILM Corporation

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© Matt Krumins | FUJIFILM Corporation

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© Matt Krumins | FUJIFILM Corporation

新製品の主な仕様

  • レンズ構成:14群21枚(スーパーEDレンズ2枚、EDレンズ5枚)
  • 焦点距離(35mm判換算):500mm(396mm)
  • 最大口径比(開放絞り):F5.6
  • 最小絞り:F32
  • 絞羽根枚数:9枚(円形絞り)
  • 最短撮影距離(撮像素子面からの距離):2.75m
  • 最大撮影倍率:0.2倍
  • 外形寸法:約Φ104.5mm×246.5mm
  • 質量:約1,375g(レンズキャップ・フード・三脚座含まず)
  • フィルターサイズ:Φ95mm


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