Hasselblad(ハッセルブラッド)の日本総代理店である株式会社セキドは、2023年8月23日よりデジタルミラーレス中判カメラXシステム対応レンズ「Hasselblad XCD 4/28P」を発売。価格は29万1,500円(税込)。
焦点距離22mm相当(35 mm換算)の広角で、長さ43.5 mm、重量245 gの「XCD 4/28P」は、ハッセルブラッドXシステムレンズの中で最軽量・最小サイズのレンズで、中判カメラレンズの中でも最軽量。卓越した光学デザインで、優れた画質と正確なフォーカスを実現し、自然風景や都市部のストリートや建築物など、様々な印象的なシーンを捉えるのに最適なレンズ。
比類なき光学性能で、より高繊細に
「XCD 4/28P」は、非球面レンズ2枚と異常分散(ED)レンズ1枚を含む8群9枚構成の光学デザインを採用し、優れたイメージングを実現すると同時に、波長分散を抑える設計。精巧な設計により、コンパクトなボディにも関わらずパワフルな性能を発揮し、1億画素の解像度の要件を満たす。
広角でより壮大な景色から、花や食べ物などのアップまで
焦点距離22 mm相当(35 mm換算)と絞り値F4.0で、自然や都市部のストリートや建築物を簡単に撮影することができるだけでなく、最短焦点距離22 cm、最大撮影倍率1:6により、花や食べ物などのクローズアップを細部まで鮮明に、簡単に撮影が可能。
一瞬を逃さない、柔軟なフォーカシング
「XCD 4/28P」は、リニアステッピングモーターと軽量で小型のフォーカスレンズ群を採用しており、「X2D 100C」に搭載されたPDAF(位相差AF)技術を組み合わせれば、フォーカスレンズ群は素早く合焦位置まで移動し、正確な位置で停止。これにより、迅速で正確、かつ反応の早いフォーカシングが実現し、シャッターを押した瞬間に、遅れることなく撮影が可能に。
さらにシャッター速度は最速1/4000秒を誇り、どのシャッター速度でもストロボ同調が可能。強い直射日光下でもフラッシュを使って撮影すれば、背景を暗く写して被写体を引き立てる、ダイナミックな構図の映像を撮影が可能。
新製品の主な特徴
- 焦点距離:28mm(35mm判換算:22mm)
- フォーカス:オートフォーカス
- レンズ構成:8群9枚(非球面レンズ2枚、異常分散EDレンズ1枚を含む)
- 最低撮影距離:22cm
- 最大撮影倍率:1:6
- 絞り:F4〜F32
- フィルター径:72mm
- 外形寸法:Φ75×48mm
- 重量:245g