山景與光線和霧氣

「新たな仲間が増えた日。」 この日東京から初めて会う友人が大分県にやってきた。 空港で会った瞬間から、まるで昔からの友人かのようにスッと打ち解けた3人。 初めましてからこんなにも違和感なく、会話や言い合いが出来る事に凄く心地よさを感じた。 そして相棒と新たな友人、3人で秋が深まったくじゅう連山へ。 山頂までの道のりでは多少のキツさと、盛り上がる会話を繰り返し、あっという間に時間が過ぎた。 尾根へ出るまでは雲とガスが重なり、眺望はあまり期待していなかったが、この3人の出会いを祝福するかのように一気に快晴に。 さらに、奥からは雲海がゆっくりとこちらへ。 そして夕暮れ時、雲海と紅葉、それに加えて夕陽に照らされたくじゅう連山。 こんな贅沢はあるだろうか。 3人とも語彙力と言うものを忘れ、当初予定していた3人での集合写真をギリギリまで忘れていた程だ。笑 刻々と変わりゆく景色に圧倒され、ぐるぐるとシャッターをきりながら動き回る3人。 ここで改めて思った。 僕自身が写真を撮る上で大切にしている 「なんかいい」と言う凄く抽象的な感性はきっとこう言う事なのだろう。と 言葉にならない、いや、言葉にする必要性が無い瞬間や感情になった時こそ写真に残すべきなのだと思う。 後に、その日その瞬間を捉えた写真を見る事で、繰り返し思い出し、より一層その記憶を色濃く鮮やかにしていくものだから。 きっと僕はこの日のこの感情も景色も忘れる事はないだろう。 #記憶の記録

FUJIFILM X-T4

FUJIFILM XF16-55mmF2.8 R LM WR

山景與光線和霧氣

比賽