Godoxは、2024年9月20日に最新の小型オンカメラフラッシュ「iM30」を発表。発売時期、価格ともに未定となっている。
わずか78グラムという軽量設計で、ポケットにもすっぽり収まるほどコンパクトでありながら、スタイリッシュなレトロデザインでを持ち合わせる。手軽で高品質なライティングを提供する「iM30」は、特にカメラ内蔵フラッシュに頼りがちな初心者やコンパクト機材を求めるユーザーにとって、魅力的な選択肢となりえる。
小型ながら高性能
ガイドナンバーが15m(ISO100時)と、内蔵フラッシュよりも強力な光を提供する。これにより、被写体により自然で明るいライティングが可能となり、特に近距離撮影でその効果が発揮される。
フラッシュの出力は手動で7段階に調整でき、さまざまな撮影シーンに対応可能。使いやすいダイヤル操作で、初心者でも直感的に使いこなせる設計となっている。
デザインと互換性
Fujifilm X-ProシリーズやNikon、Olympus(OM System)など、メーカーを超えて幅広いカメラと互換性があると見られている。また、フィルムカメラのAsahiにも対応しており、デジタルだけでなくアナログ愛好家にもアピールしている。レトロな外観と現代的な性能を兼ね備え、スタイルにこだわるユーザーにも支持される。
実用的な仕様とバッテリー寿命
色温度6500K(±200K)で安定した色再現を提供。電源は2本のAAA電池で、約230回のフルパワーフラッシュが可能。3.6秒の高速リサイクルタイムで、撮影のテンポを損なうことなく快適に使用することができる。
新製品の主な仕様
- モデル名:iM30
- バッテリー:AAA電池(単四形電池)×2本(
- ガイドナンバー:約15 (ISO100時、メートル単位)
- フルパワーフラッシュ数:約230回 (充電式電池使用時)
- リサイクルタイム:約3.6秒 (フルパワー時)
- フラッシュパワー調整:7段階 (1/64〜フル)
- 色温度:6500K ±200K
- 光学トリガー:Optical S1/S2/オフ
- 動作環境温度:-10℃〜+50℃
- シンクトリガー:ホットシュー、シンクコード
- 寸法:約61×52×45mm
- 重量:約78g (電池なし)