シュッピン株式会社が運営するMap Cameraでは、特別バージョン「Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical」を限定300本発表した。発売予定日は2024年8月13日。価格は8万4,000円前後の予定。
MapCamera創業30周年記念の特別レンズ
MapCamera創業30周年を記念して、株式会社コシナと共同開発したマニュアルフォーカスの交換レンズ「Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical SC X-mount MapCamera 30th Edition」が発表された。富士フイルムXマウントを採用しており、クラシカルな描写が可能なシングルコート(以下SC)仕様となっている。SC仕様により、現代のレンズでは表現が難しい独特の味わいを持つ写真を撮影することができる。
クラシカルな外観で高い技術力を誇る
特別版レンズは、外観のデザインにも特別な工夫が施されている。絞りリングやフォーカスリングのローレット加工を通常の縦筋からクラシカルな綾目に変更しており、この加工はコシナの高い技術力を示している。また、銘板も特別仕様に変更され、001/300から300/300のシリアル番号が刻印されているが、注文時に番号の指定はできない。限定生産の特別感を味わえる。
新製品の主な仕様
- 焦点距離:23mm(フルサイズ換算35mm)
- 口径比:1:1.2
- 最小絞り:F16
- レンズ構成:6群10枚
- 画角:63.2°
- 絞り羽根枚数:12枚
- 最短撮影距離:0.18m
- 最大撮影倍率:1:4.9
- 最大径×全長:φ59.3×43.8mm
- フィルターサイズ:φ46mm
- 重量:214g
- レンズフード:専用ねじ込みフード付属
- 絞りリング:装備(マニュアル絞り)
- 電子接点:あり
- Exif情報:対応
- フォーカスチェック:対応
- パララックス補正:対応(X-Pro3)
- ボディ内手ブレ補正:対応(ボディ内手ブレ対応機種に限る)
- 撮影距離連動表示:対応