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2024.06.18

アナログな操作感を再現したハーフフィルムカメラ「PENTAX 17」が発表 | リコー

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Cover image © RICOH IMAGING COMPANY

リコーイメージングがハーフフォーマットを採用したフィルムカメラ「PENTAX 17」を正式発表した。発表日は2024年6月18日。価格は、海外では499.95ドル(日本円約7万円)で販売開始を確認。日本での公開日は未定。

最新のハーフフィルムカメラの登場

「PENTAX 17」は、一眼レフの手動フィルム巻き上げ機能を取り入れ、フィルムカメラ初心者のミスを防ぐシンプルな構造で設計された。

最大72枚までカウントするフレームカウンター、記録フォーマット17mm x 24mm、新開発の25mmF3.5単焦点レンズが特徴である。このレンズは、1994年に発売されたPENTAX Espio Miniの光学系をベースにし、HD(High Definition)コーティングが施されている。撮影距離を簡単に設定できるゾーンフォーカスシステムや25センチのマクロフォーカスゾーン、パララックス補正フレームを備えた明るいアルバダ式ブライトフレームファインダーも搭載している。

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© RICOH IMAGING COMPANY 

多彩な機能で撮影の幅を広げる

「PENTAX 17」は、さまざまな用途に対応する7つの撮影モードを持ち、露出計に基づいて1/350秒から4秒の間でシャッタースピードを調整する自動露出制御機能を備えている。

独立した露出補正ダイヤルもあり、頑丈でありながら非常に軽いマグネシウム合金ボディを採用している。40.5 mmのフィルターやISOフィルム速度(50から3200まで)、ケーブルスイッチCS-205に対応し、リチウム電池CR2で動作する。この新しいPENTAXフィルムカメラは、撮影の幅を広げる機能性と高い耐久性を兼ね備えた一台である。

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© RICOH IMAGING COMPANY | アナログな操作感を再現する手動フィルム巻き上げのレバー

新製品の主な仕様

  • タイプ:ハーフフレーム ビハインドザレンズシャッター 35mm フィルムカメラ
  • フレームサイズ:24×17mm
  • 対応フィルム:35mmフィルムISO 50、ISO 100、ISO 125、ISO 160、ISO 200、ISO 400、ISO 800、ISO 1600、ISO 3200
  • レンズ:HD PENTAXレンズ25mm(35mm判換算37mm相当)F3.53群3枚最大倍率 約0.13倍(0.25m時)フィルター径 φ40.5mm
  • アルバダブライトフレームファインダー
  • ゾーンフォーカス(手動操作)6ゾーン(0.25m、0.5m、1.2m、1.7m、3m、∞)(0.82ft、1.7ft、4ft、5.6ft、10ft、∞)
  • 露出測光EV2.5~16.5(ISO100)±2EV(1/3EVステップ)
  • 1/350~4秒、バルブ
  • フラッシュ:ガイドナンバー約6(ISO100・m)
  • 3Vリチウム電池(CR2)1個
  • 約127.0mm(W)×78.0mm(H)×52.0mm(D)
  • 約290g(フィルム・電池含まず)


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