富士フイルムは、ミラーレスカメラXシリーズ用の交換レンズ「フジノンレンズ XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR」を発表した。発売予定は6月。希望小売価格は12万1,000円(税込)。
最軽量で高性能な標準ズームレンズ
「フジノンレンズ XF16-50mmF2.8-4.8 R LM WR」は、35mm判換算で24mmから75mm相当の画角をカバーし、XFレンズのズームレンズとして最軽量の約240gを実現している。また、ズーム時にレンズ全長が変わらないインナーズーム方式を採用し、携帯性と操作性を高めている。
フォーカス駆動用にはリニアモーターを搭載し、小型のフォーカスレンズ群をインナーフォーカス方式で駆動することで高速なAFを実現している。望遠端での最大撮影倍率は0.3倍で、ズーム全域での最短撮影距離は24cm、レンズ先端から最短15cmでの撮影が可能である。
優れた耐久性と信頼性を誇るレンズ
13カ所にシーリングが施され、防塵、防滴、−10℃の耐低温構造を持つ。過酷な環境下でも使用できる設計となっており、アウトドアでの撮影など厳しい条件下でも高い耐久性と信頼性を提供する。
また、幅広い撮影シーンに対応できる柔軟性を持ち、フォトグラファーにとって信頼できるパートナーとなる。
作例
新製品の主な仕様
- レンズ構成:9群11枚 (非球面レンズ3枚、EDレンズ3枚)
- 焦点距離(35mm判換算):16-50mm(24-76mm)
- 最大口径比 (開放絞り):F2.8〜F4.8
- 最小絞り:F22
- 絞羽根枚数:9枚
- 最短撮影距離:0.24m
- 最大撮影倍率:0.3倍(テレ端)
- 外形寸法:Φ65mm×71.4mm
- 質量:約240g(レンズキャップ・フード・三脚座含まず)
- フィルターサイズ:Φ58mm