株式会社シグマは、ハンディサイズの小型望遠レンズ「500mm F5.6 DG DN OS | Sports」を発表。発売日は2024年2月21日。価格はオープンで、直販価格は49万5,000円(税込)。
フルサイズミラーレスカメラ専用設計の単焦点望遠レンズであり、全長234.6mm、重量1,370gと小型軽量な設計となっている。機動性と堅牢性を兼ね備える「Sportsライン」に属する。
手持ち撮影可能、圧倒的な光学性能の500mm
特殊低分散ガラスを用いた最新の光学設計を採用し、コンパクトながら高い光学性能と収差補正能力を実現。500mmの超望遠レンズでありながら、大幅に小型化、手持ち撮影が可能なサイズの設計となっている。
高速で正確なオートフォーカス(AF)を提供するリニアモーターHLAと、5.0段の手ブレ補正効果を持つ最新の手ブレ補正アルゴリズムOS2を搭載しており、スポーツや野鳥撮影など動きの速い被写体の撮影に優れた性能を発揮。さらに、逆光に強く、フレアやゴーストを抑制する設計が施されているため、光源を含むシーンでもクリアな画質を維持。
高いビルドクオリティで構築された小型軽量ボディ
コンパクトで軽量ながら、高い耐候性と操作性、そしてSIGMAが誇る高品質のビルドクオリティを実現。レンズボディの小型軽量化は、高精度TSCパーツの採用により、性能を損なうことなく達成されており、会津工場の高度な生産技術によって、ミクロンレベルでの精度と美しい仕上がりが要求された大型のTSC製パーツ製造が可能。
防塵防滴構造と撥水防汚コーティングにより、厳しい環境下でも使用可能で、付属のかぶせ式レンズフードはレンズ保護に貢献。
豊富な撮影アシスト機能を搭載
様々な撮影スタイルや用途に対応するためのアシスト機能を多数備えており、特に注目すべきは、カメラ側から任意の設定を割り当て可能なAFLボタン、絞りリング、フォーカスリミッタースイッチ、そしてLマウント用テレコンバーターへの対応。AFLボタンは3カ所に配置されており、ユーザーによるカスタマイズを容易に。
絞りリングにはクリックスイッチとロックスイッチがあり、精密な絞り操作を可能にしています。着脱式三脚座はマグネシウム合金製で、アルカスイス互換性あり。。さらに、Lマウント用テレコンバーターとの組み合わせにより、最大1000mmまでの焦点距離を持つ超望遠撮影がAFで可能。
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