ライカカメラ社は、Lマウント交換レンズ「Leica Super-APO-Summicron-SL 21 f/2 ASPH.」を発表。発売は2023年11月を予定。価格は82万5,000円(税込)。
ライカSLシステムの「アポ・ズミクロンSLレンズ」に加わる最広角レンズ。2018年9月のLマウントアライアンス発足時から、ライカSLシステムのロードマップに存在していた1本。焦点距離21mmのアポクロマート補正レンズは35mmフルサイズ用で世界初。
妥協なき描写性能
優れた光学性能で静止画や動画を切り撮ることができる高性能広角レンズ。その広い画角により、ダイナミックな描写や繊細なディテール表現を可能に。
ライカが誇るアポ・レンズの系譜を継いで、撮影に理想的な光量が得られない場面でも絶妙なコントラストを実現し、フォーカスとボケ味を正確にコントロールできるため、表現の可能性を大きく広げることができる。自然なスキントーン、なめらかな階調や、細部に至るまでシャープな描写は、ライカのアポ・レンズならではの特徴。
レンズ構成
精密に設計された11群14枚のレンズ構成(うち3枚は非球面)は、絞り開放から性能を最大限に発揮。傑出した色収差の補正力を備え、フルサイズ用に設計された21mmアポ・レンズとしては世界初の製品。色収差を抑えるため、特殊な異常部分分散ガラスをレンズエレメントの大部分に採用。最先端の製造方法と熟練の技術があってこそ実現。