はじめに
『Capture the Home』は、大阪大学 FICCTが主宰する、cizucuに登録するクリエイターであれば誰でも応募できるグローバルなオンラインフォトコンテスト。応募作品の中から優れた作品をキュレーションし、プラットフォームとしての新たな才能の発掘、そして、コミュニティとしての支援を目的としています。
今回のテーマは、〈花の町のとっておき〉でした。
咲洲の中で、あなたが見つけた特別な瞬間を写真に収めてください。満開の花々、懐かしい路地裏、地域のイベントでの一場面、子どもたちや地域住民の笑顔…。
「日常の中の非日常」を切り取った写真を通じて、あなたが感じた「花の町らしさ」を共有していただきました。
それでは、応募作品と受賞作品をご紹介いたします。
応募作品紹介
きりり
夕焼け1
cizucu編集部
穏やかな夕暮れ時、咲洲エリアの港に広がる空と海が美しく調和した一枚。青からオレンジへと移り変わる空のグラデーションが、日常の中に潜む特別な瞬間を優しく映し出しています。さんふらわの鮮やかな赤いマークが構図のアクセントとなり、風景全体に命を吹き込んでいる作品。
わくわく
📷 Sony SOG06
cizucu編集部
ビルの明かりが灯る夜景と、日没後の美しいグラデーションが絶妙に調和した一枚。空の青からオレンジへの繊細な移ろいが、忙しない喧騒の中に広がる静かな時間を感じさせます。遠くに見える山々と港の風景が奥行きを生み出し、都市と自然が共存する「花の町」の魅力を鮮やかに描き出しています。
ピコ
1月19日夢洲駅開通
万博会場から見える咲洲 朝焼け
cizucu編集部
間も無く開催される万博の会場近くの駅から見える朝焼けが広がる印象的な一枚。静かに始まる新しい一日を象徴するような空の色のグラデーションが、美しさと希望を感じさせます。橋やクレーンが町の未来への躍動感を表現し、「花の町」独自の風景を際立たせています。日常の中に潜む特別な瞬間を見事に捉えた作品。
りつともも
📷 Sony SO-51A
cizucu編集部
青空の下、広々とした芝生で集う人々の様子が活気に満ちた一枚。体を動かす楽しさやコミュニティの温かさが伝わり、「花の町」の活気ある日常を象徴しています。背景に広がる港の風景や大型船が、この町ならではの特徴を加え、地域の豊かさと魅力を際立たせています。自然と人が織りなす調和が、未来への希望を感じさせる作品。
Mayumi
駅でお出迎え
cizucu編集部
朝顔が明るい陽射しを浴びながら、元気に咲く様子が印象的な一枚。緑の葉の中から顔をのぞかせる紫の花が、控えめながらも存在感を放っています。背景の柱と青空がシンプルな構図を作り出し、自然の美しさをより引き立てている作品。
受賞作品
おっとっと
WTCに映るミズノ本社ビル
📷 Xiaomi XIG02
cizucu編集部
澄み渡る青空を背景にした高層ビルの力強い存在感が際立つ一枚。WTCのガラス面に映り込むミズノ本社ビルが、町の象徴的な企業としての誇りを感じさせます。洗練された建築の美しさと、光と影のコントラストが絶妙で、都会のモダンな魅力を見事に表現しています。このエリアの発展と活気を感じる、象徴的な作品。
yuki
📷 FUJIFILM X-T4
cizucu編集部
春の日差しの中、桜の花びらが舞い散る公園でのひとときが切り取られた一枚。遊具に乗る子どもの何気ない視線が、温かさと懐かしさを感じさせます。赤と青の遊具のカラフルな色合いが、全体の柔らかなトーンに鮮やかなアクセントを加えられた作品。
最後に
いかがでしたでしょうか。今回のテーマ「花の町のとっておき」を通じて、地域の魅力をさまざまな視点で再発見する素晴らしい作品が数多く集まりました。自然や街並み、そして人々の日常が織りなす「特別な瞬間」が、写真を通して未来へとつながっていくのを感じました。
皆さんのクリエイティブな視点が、この町の未来を照らす灯火となっています。素敵な作品のご応募、本当にありがとうございました。
それでは、次回のフォトコンテストでまたお会いしましょう!