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2024.11.17

ニコンZ9最新ファームウェア「ver.5.10」が示す進化の可能性 | Release #373

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Cover photo by a-ki58413

「ニコンZ9」は、プロフェッショナル向けのフルサイズミラーレスカメラとして、その性能と機能の高さで多くのクリエイターに愛されています。そんな中『Inter BEE 2024』で未発表のファームウェア「ver.5.10」が発見され、さらなる進化が予感されます。

今回は、この最新ファームウェアの概要と新機能について掘り下げ、「Z9」がもたらす未来を探ります。

動画撮影の新次元を切り開く「シャッター開角度」設定

新ファームウェアで注目されるのは、「シャッター開角度(shutter angle)」の設定です。従来の秒数ベースのシャッタースピード設定とは異なり、動画撮影に特化したこの機能は、映画製作者にとって馴染み深いものです。45°から180°までの角度を選択可能で、映像の滑らかさや雰囲気を細かくコントロールできます。

これにより、映画のような映像表現をカメラ内で簡単に実現することが可能です。特に映像制作を重視するクリエイターにとって、この機能は新たな武器となるでしょう。

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Photo by Z K

新パワーズームレンズ対応で広がる可能性

同じく話題となっているのが、新しいパワーズームレンズ「Z 28-135mm f/4 PZ」への対応です。このファームウェアでは、ズームリング操作や回転方向の変更、新たなズーム角度設定が追加され、直感的な操作性が向上しています。

映像制作でスムーズなズーム操作が求められる場面で、特に威力を発揮するでしょう。

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Photo by tamu1500

ニコンZ9の進化と未来

現在、「Z9」はその後継機の登場も噂されていますが、このようなファームウェアアップデートにより、すでに愛用しているクリエイターの方々にも新たな価値を提供し続けています。

ニコンのフラッグシップカメラとしての地位を確立しながら、ユーザーコミュニティとの密接な関係を保ち、進化し続けるZ9。今後の公式リリースでどのような追加機能が登場するのか、その動向から目が離せません。

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