Cover image by らっしぃ
カメラを選ぶ際に、手ぶれ補正機能について詳しく調べられる方も多いかと思います。
手ぶれ補正には主に、カメラ本体に内蔵された手ブレ補正（ボディ内手ブレ補正）と、レンズ自体に組み込まれた手ブレ補正（レンズ内手ブレ補正）の二種類があり、どちらを選ぶべきかということがよく話題になります。
手ブレ補正は写真を鮮明に撮るための重要な機能ですので、本記事では「ボディ内手ブレ補正」と「レンズ内手ブレ補正」それぞれのメリットとデメリット、選び方をわかりやすく説明します。
ボディ内手ブレ補正の特徴
ボディ内手ブレ補正は、カメラ本体に手ブレ補正機能が組み込まれています。これは、スマホの画面が手ブレを感知して自動的に動きを補正するのと似ています。
ボディ内手ブレ補正のメリットは、どんなレンズを使っても手ブレ補正が効くことです。例えば、新しいレンズを購入しても手ブレ補正が機能するので、追加の投資が不要になります。
逆にデメリットとしては、カメラ本体が少し重くなることがあります。また、光学ファインダーを使って撮影する場合、補正の効果がすぐには確認できないことがあることが挙げられるでしょう。
Image by ICHIHO
レンズ内手ブレ補正の特徴
レンズ内手ブレ補正は、レンズ自体に手ブレ補正機能が付いています。これは、自転車のハンドルにサスペンションがついているのと似ています。
レンズ内手ブレ補正のメリットは、ファインダーを覗いているときに手ブレ補正の効果がすぐに見えることです。例えば、動いている被写体を撮影する際に、手ブレを即座に確認しながら撮影できる点が挙げられます 。
逆にデメリットとしては、手ブレ補正機能が付いたレンズは少し高価になることが多く、レンズ自体が大きく重くなることがあります。また、全てのタイプの手ブレに対応できるわけではないため、特定のシチュエーションでは限界があることもあります。
Image by 永田 仁二／ShinjiNagata
選び方のポイント
ボディ内手ブレ補正のメリット・デメリット
- メリット
- レンズに関わらず手ぶれ補正が効く
- レンズによらないため追加の投資が必要ない
- デメリット
- カメラ本体が重くなる
レンズ内手ブレ補正のメリット・デメリット
- メリット
- ファインダーを音族と手ぶれ補正の効果がすぐにわかる
- デメリット
- 少し高価になる傾向がある
初心者や中級者がどちらの手ブレ補正を選ぶべきかは、使い方や撮影スタイルによります。
例えば、旅行に行くときに軽いカメラを持ち歩きたい場合や、さまざまなレンズを使いたい場合は、ボディ内手ブレ補正が適しています。
一方、特定のシーンやスポーツのような動きの多い被写体を撮るときには、レンズ内手ブレ補正が便利です。
自分の撮影スタイルに合った手ブレ補正を選び、楽しく綺麗な写真を撮りましょう。最新の技術と共に進化するカメラの世界を楽しみながら、自分に最適な撮影スタイルを見つけてください！
